2016全日本カート瑞浪 タイヤメーカーインタビュー

2か月半のインターバルが明け、ついに岐阜県 フェスティカサーキット瑞浪に2016オートバックス全日本カート選手権KF部門の第3・4戦がやってきた。前回に引き続き今回も1.5day開催となるが、今回は土曜日のスケジュールは公式練習&タイムトライアルのみとなる。KF部門のタイムトライアルは土曜日の16時12分からの予定だ。

さて、今回もKF部門でタイヤ開発競争を繰り広げるBRIDGESTONE、DUNLOP、YOKOHAMAの3社にインタビューを行った。前回のもてぎは寒暖差の激しい時期ということもあり各社とも対応温度域の広いタイヤを用意したと語っていたが、国内屈指の超高速サーキットであるフェスティカサーキット瑞浪に対してはどのようなタイヤを持ち込んだのだろうか。

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前回のタイヤメーカーインタビューはこちら
2016全日本カートもてぎ タイヤメーカーインタビュー

目次

BRIDGESTONE

Paddock Gate 藤松楽久(以下藤松):前回のBSは表彰台をほぼ独占という形での見事な復活を遂げましたね。おめでとうございます。今一度前回のレースを振り返って、どうでしたか?

BRIDGESTONE 本田 真悟(以下本田):もてぎはKFのシーズンの中で格段に気温が低いコンディションでの戦いとなるのですが、その中でも優勝という実績が残せたのはとてもよかったです。低温度での戦闘力の把握がしっかりできました。いいシーズンのスタートが切れたのはうれしいのですが、シーズンの行方はこれからです。今回の瑞浪やそれ以降の茂原、SUGO、鈴鹿では気温が高い中でのレースなので、シーズンの本当の行方は今回のレースの結果が生きるでしょう。

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藤松:フェスティカサーキット瑞浪はBRIDGESTONEにとってはどのようなコースなのでしょうか?

本田:若干の苦手意識というか、他社との差が少ないコースだなと思っています。昔はアドバンテージを持っていて、瑞浪は勝てるという自信があったのですが、他社の伸びしろに対して自分たちのそれが少ない印象があります。昨年の場合、木・金曜日はとてもタイムがよかったのですが、その後コンディションの変化に合わないタイヤとなってしまったようです。コンディション変化自体は想定していたのですが、それに対応できるタイヤが作れていませんでした。コースそのものは直線が長く、ハードブレーキングののちに回り込むコーナーが多いので、割とアンダーになりやすいコースだなと思っています。摩耗には優しいのですが、車体への負荷が大きいかなと考えています。

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藤松:ではシーズンの行方を左右する今回にはどのようなタイヤを用意したのでしょうか?

本田:まずは直線が長いので転がり抵抗の少なさを意識し、かつ摩耗には優しいので、耐久性を捨てているわけではないですがグリップへの重要度を高めています。あとは山の上のコースなので、昼と夕方での温度差が激しいのも特徴ですね。もてぎは低気温なりの温度差なのですが、ここは低温から高温まで幅広いのでそこにどれだけ対応できるかを考えました。特に昨年はコンディション変化に対応できなかった面があったので、ゴムの乗りや気温などの変化にしっかりとついていけることを重視しています。少し他社とはコースに対する考え方が異なっているのかもしれませんが、結果的にはかなり接戦になるのだろうと予想しています。

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