KG Nitro Air Boxをみた!

インテークサイレンサーの形状でトルクの出方などが変わるのは割と常識的な話で、古くはYAMAHA純正やARROWのインテークサイレンサーのように横や前に吸気口を開けられるタイプのものがあったりもしたが、今やインテークはエアフィルターを持つようになったため、1モデルで複数の使い方ができるようなことは無くなってしまった。そんなわけで各社から様々な形状のインテークサイレンサーが販売されているが、ここにきて新たなモデルが日本に上陸した。

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Nitro Air Boxと名付けられたKG製のインテークサイレンサーは、よく見かけるFreeLine製のそれよりも一回りコンパクトな印象があるが、KGの前モデルであるAPEよりはサイズアップしている。灰色のボディにはラメのようなキラキラした素材が配合されており、表面がつるつるしているため汚れも落としやすそうな印象だ。また、Nitro Air Box最大の特徴はこれだろう。

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なんと純正で雨カバーが付いてくる。さらにそれを取り付けるためのネジやゴムブッシュまで付属するのだ。事前にネジをインテークにセットしておけばβピン2本で簡単に取り付けができるので、急な雨にも即座に対応可能である。さすが付属品なだけあってフィッティングも悪くはなく、吸気口直下と本体後方に空気の取り入れ口が設けられている。また、オプションで専用のブラケットセットも販売されているのでカートへの最初のインストールも手軽に行えるだろう。ただ、FreeLineで使用されている受けの位置を少々変更するだけで対応可能だという。

肝心の性能だが、KFではおおむねFreeLine製と変わりなく、ドライでの使い勝手に変わりはないとのこと。ただしX30でテストしていた静谷優佑(No.29/FA-KART RT + HKC)によると、全体的なトルク向上が見られ、特に高速区間での区間タイムの伸びがあったとのこと。また6月26日に行われたCIK-FIA European Championship Portimao戦でもOKクラスで上位5名での使用が確認されるため、ヨーロッパでも好感触を得ていることがうかがえる。

現時点では値段すらも決まっていない一品(情報によると定価で3万円近いらしい…)だが、簡単に装着可能なレインカバー付きということを考えれば若干割高感はあるものの、試してみる価値はあるだろう。

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関連情報

KG New Nitro Air Box

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