2016全日本カート選手権SUGO KF第7戦予選

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KF第7戦予選は、パラパラとした雨の降るレインコンディションの中スタートした。周回数は17周。昨日のタイムトライアルはドライコンディションであったため、ほぼ全員が新品のレインタイヤを装着しての走行。1回のスタートディレイドののちにレッドシグナルが消灯した。

ホールショットを決めたのはポールスタートである18菅波。その後ろに一気に4つ順位を上げた24大草、そして11名取、34角田、27西村と続く。1周目の8コーナーで24大草が18菅波をパスしトップに立ったが、翌周の3コーナーで挙動を大きく乱してしまい失速、4位まで順位を落とす。これをきっかけに18菅波が2位以下を大きく引き離した。また27西村はさすが地元ドライバー、水を得た魚のようにスタートで落とした順位を回復させ、2周目にして2位に立ち、さらに3位の名取を先頭にバトルが起こったために27西村も単独となる。今回のDLはレインとなった朝の公式練習でもタイムが出なかったが、それはレースでもかなり不利に働いているようだ。4周目にして18菅波が築いたアドバンテージはまったく失われ、S字で27西村がトップに立った。18菅波をはじめとするDL勢はタイムの上がり方がBSに比べて遅く、またベースタイムも劣っている。さらに1周目でトップに立った24大草もペースがあまり上がらず、次第に後方に飲み込まれていく。6周目、隊列は単独走行する27西村を先頭に以下11名取、18菅波、25佐藤、5佐々木、24大草となる。ここでペースがいいのは25佐藤と5佐々木だ。10番手スタートの佐藤がこの段階ですでに4位まで順位を上げている。ペースの上がらない18菅波を5佐々木とともにパスし3位に上がると、5佐々木も動き出しS字で25佐藤をS字で刺した。そのままハイペースで前の11名取に迫る5佐々木。なんと単独でトップを走行する27西村よりも5佐々木がコンマ3~5速いペースで走っている。9周目にして5佐々木は11名取をパスし2位に上がり、また25佐藤も次の周にペースの伸び悩む11名取をパスし3位まで上がった。10周目の時点でトップ27西村と2番手5佐々木のタイムギャップは1.5秒。残り周回は7周あり、明らかに5佐々木がトップに追いつくペースで走行している。トップ集団に大きな動きがなかったレース中盤には完全にDL勢のペースが伸び悩んでしまっている。レインに絶対的な自信を見せていたYHの2台も12小高と21三村が2台並んで12・13番手を走行しており、前評判通りにはいかない模様。また6番手に猛烈な追い上げを見せる30太田が上がってきた。周回も残すところあとわずか、5佐々木がじわじわと27西村に近づき、ついに16周目にして5佐々木は27西村を完全にロックオン。高速コーナーに勝る5佐々木に対し、コーナーで若干アウトに振られがちではあるものの立ち上がりに優位性を持つ27西村が抑えきれるか。8コーナーで5佐々木が27西村のインをつきトップに立つが、クロスラインを走った27西村が続くS字でトップを取り返す。そして最終ラップ。27西村のマシンはコーナーでかなりアウトに振られてしまっている。そこをうまく見切った5佐々木が5コーナーでトップに立つが立ち上がりで失速。しかしうまく27西村のラインをつぶした5佐々木はそのまま27西村を抑えきり、トップでチェッカーを切った。

1位 佐々木大樹のコメント

車の調子はとてもいいのですが、練習走行の時からうちのエンジントラブルを抱えており、それさえなければもっと速く走れるとは思っています。決勝でエンジンが持ちこたえてくれればいいのですが。ただ、その決勝はポールからスタートすることができるので、レースの主導権をうまく握り展開をうまくすることができれば勝てるでしょう。トラブルなくうまくレースがしたいです。BSタイヤは明らかに進化しています。グリップ力も高く、このまま雨が降り続けばタイヤも持つでしょうし、本当に素晴らしいタイヤを用意することができたと思います。

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2位 西村拓真のコメント

スタートでは少し失敗し順位を落としてしまいましたが、序盤からかなりグリップが高かったのでバンバン抜いていくことができました。早くからリードを築くことができ安心していたのですが、タイムが表示されている電光掲示板をみて5佐々木のタイムに驚きました。後半は、特に最終コーナーなどでマシンがアウトに振られがちになってしまい、慎重にアクセルを開けなければリアが抜けてしまうほどでした。タイヤの持ちは大丈夫だとは思いますが、決勝に向けて走りやセットを改善する必要があります。決勝は28周あるので、いかに最後までタイヤを持たせることができるかが勝負のカギでしょう。

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3位 佐藤巧望のコメント

今朝の公式練習でいいタイムがでて、かなり手ごたえを感じました。10位スタートだったのですが、スタート前にしっかりタイヤの温めを行ったことが功を奏し序盤からしっかりグリップさせることができたので、順調に順位を上げることができました。レース後半では単独走行になったため、落ち着いてポジションキープすることに専念しました。それによりトップの2台よりはタイヤを残せたかなと思います。このままいけば表彰台は見えています。

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