2016全日本カート選手権SUGO KF第8戦予選

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雨は完全に止んだものの、その直前まで弱い雨が降っていたため路面状況は水たまりがない程度のレイン。肌寒かった第7戦決勝の時とは異なり比較的過ごしやすい午後1時35分からKF第8戦予選が行われた。

ダミーグリッドを歩いていると、数名のドライバーがおそらく今朝の公式練習で皮むきを行ったと思われる程度の中古タイヤを装着していた。確認出来た限りでは25佐藤、27西村、31三宅、そして21三村がその状態だった。どうやらBSが朝の時点で皮むきを行うようアドバイスをしたらしい。唯一21三村のタイヤだけ妙に減っていたように見えたが、雨量が少ない状態に対応するために公式練習でしっかり乗って溝を浅くした中古タイヤを使用していたのだと思われる。

さて、レッドシグナル消灯とともに11名取が抜群のスタートを決めホールショットを奪うと、その後ろに34角田、27西村、18菅波、24大草が続いた。1周目の5コーナーで第7戦覇者である5佐々木がアウト側に押し出され大きく順位を落としていしまう。2位以下が激しいバトルを展開する中11名取は順調に走っていき一気にリードを広げる。34角田は27西村に責め立てるがそれはうまくいかず逆に離されてしまい、そのまま順位を一気に下げていく。この混乱に乗じて9高橋が一気に3位まで駆け上る。3周目の時点で11名取、27西村、9高橋、30太田、31三宅、21三村というオーダーとなったが、30太田のペースが速く9高橋や27西村をパスし2番手まで上がった。上位集団の中ではペースが上がっていかない27西村は第7戦予選の後半と同じくマシンがアウトに振れている。そして周回が1/3程度消化された時点で9高橋が27西村をS字で攻略すると、そこに31三宅も加わり27西村が順位を下げた。その後ろで走っていた21三村はペースが上がらないのか、さらに離れたところにいた25佐藤に詰め寄られていく。レースも後半に差し掛かり、11名取、30太田、9高橋、31三宅、27西村のトップ5は完全に単独。その後ろで21三村と25佐藤が接近していたが、25佐藤が4コーナーでインを刺すとそのまま順位を一つ上げた。21三村も順位を取り返そうと攻めるが、やはり雨量の少ないコンディションだと苦しいのかずるずると離されていく。ちょうどそのころ2番手の30太田のペースが落ち始め、9高橋が追いつき、9高橋が2番手に上がった。9高橋のほうが30太田よりもペースがよく30太田を少しずつ引き離していく。そしてまた雨が降り始めた。ただこの雨はかなり弱く、このままであればレースに影響はない。11名取は後方を3秒程度離したリードを気づいておりすでに盤石の態勢だ。4位を走っていた31三宅のペースも30太田と同じく落ち始め、27西村が追いつき8コーナーでパス。しかしアウト側で粘った31三宅が続くS字で順位を取り返すと、25佐藤もそこに追いつき、残り周回もあとわずかにして4位争いは3台のワンパックへと変貌した。リアタイヤが苦しそうな31三宅を27西村がパスすると続いて25佐藤もパス。ちょうどその時2番手を走行していた9高橋が突如ペースダウンし30太田が追いついた。そして30太田は9高橋を追い抜き2番手へ。そしてチェッカーが降られ、11名取、30太田、9高橋、27西村、25佐藤、31三宅の順でゴールした。

1位 名取鉄平のコメント

スタートと同時に前に出て、そのまま一気に後方を引き離すことができたので気分は最高です。第7戦予選の時にうまくできないことがあり、それを改善しようと決勝で少し変えたのですがあまり効果がなかったので、今回は一気に大きく変えていったのですがそれがとてもうまくはまりました。天候も今回のBSに有利な状況となり、僕の中にいい流れができています。この流れを乱さず、いいリズムで決勝を走りたいです。

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2位 太田格之進のコメント

雨のペースには自信があったのですが、TTは後方の順位になってしまったので、今回の予選ではエア圧を高めに設定してスタートしました。すると序盤に一気に順位を上げることができ、ここまで行くことができました。雨量が思っていたよりも少なく、エア圧が高かったため後半にリアがきつくなってしまったが、序盤の混戦をうまく切り抜けられたのでよかったです。第7戦決勝でクラッシュしたのは、フロントブレーキが片効きしてしまったことが原因なのですが、次の決勝ではそんなことのないようにします。また自分は後半のペースに自信があり、今回のペースも悪くないので、勝てそうな気配を感じています。

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3位 高橋悠之のコメント

路面がかなり回復してきたのでエア圧を低めに設定したのですが、これにより序盤苦しい展開となりました。チャレンジ的な意味も込めてのセッティングではあったのですが、失敗でした。後半にかけてはペースも上がってきて順位を上げられたので、もし最適なエア圧であればトップを取ることもできたでしょう。2位まで上がることができたのですが、ラスト3周当たりで排気バルブが故障してしまいペースが落ちてしまいました。しかしながら決勝スタート3位は戦いやすいポジションでもあるので、ポジティブに考えています。その決勝ではやはり天気に左右されることになるとは思うのですが、それとは関係なく自分のペースは悪くないので、いけると思っています。ただ、今回のレースは若干荒れ気味なので、接触を避けてきれいな状態で前のほうを走りたいです。

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