2017全日本カートもてぎ OK第7戦決勝

OK第7戦決勝の26周の戦いは9時20分からスタート。頭上には青空が広がり日差しがかなり強く、路面温度も朝の公式練習よりも大幅に上昇した。ダミーグリッドから出るタイミングで6番手スタートの#25佐藤のエンジンがストップ、押し掛けを試みるが再びエンジンに火が入ることはなくそのままリタイアとなってしまった。

ポールの#85佐藤はスタートを警戒してか早めのローリングをしていたが、ミススタートもあり2回のディレイドを挟んだのちにレースがスタートした。ホールショットは#85佐藤、しかし#17野中が続く3コーナーでインをつきトップに立つ。2番手には#85佐藤、その後ろに#8三宅、#5高橋、#13三村が続く。3番手争いはオープニングラップで激しく順位が入れ替わり、それを制したのは#5高橋、そこに#13三村、#16武井、#30小川、#8小川の順で並ぶ。2周目にして#17野中は2番手以降を引き離しにかかり、2番手の#85佐藤はタイヤの温まりが悪いのか少し苦しそうな挙動を見せる。また#30小川は3周目の1ヘアで#16武井をかわし5番手に上がり、同周回に#13三村が#6高橋を抜いて3番手につけた。トップ4は等間隔で並び互いに探り合っているような様相を呈するが、#85佐藤のペースが6周目あたりからじわじわと上がってきた。そして10周目のバックストレートエンドで#85佐藤が#17野中に並んだ。#85佐藤は3コーナーでインをついたが、すかさず#17野中がクロスをとってトップを死守、しかし続く1ヘアで再び#85佐藤が仕掛けついにトップに返り咲いた。同周回では#5高橋を#30小川が1ヘアでパスし4番手に上がる。レース中盤、トップの#85佐藤は2番手の#17野中よりコンマ1秒速いペースで突き放し、2番手の#17野中、#13三村とともに単独走行となる。5番手の#5高橋はかなりタイヤが苦しいのか、#8三宅にパスされ6番手にドロップ、その後ろには#20澤田の姿が迫ってきた。14周目、9番手争いをしていた#6大草と#16武井が2コーナーでクラッシュ、リタイヤに終わってしまう。その間に#20澤田は#5高橋と完全にとらえる。#5高橋は必死でマシンをプッシュさせているが#20澤田のペースは圧倒的で、2ヘアで#5高橋をパスすると翌周の2ヘアでも#8三宅をとらえパスし5番手となった。レースは終盤に差し掛かった。トップから#85佐藤、#17野中、#13三村、#30小川の順となるがこの4台は完全に単独状態。その後ろ#20澤田はペースが速く#30小川に追いつきつつあり、#8三宅、#5高橋、#24宮下、#18太田、#2朝日が絡む6番手争いが激化。この中で最も不利な状況にあったのは#5高橋だったのか、1ヘアで#24宮下にパスされたことをきっかけに#18太田に2ヘアで、#2朝日に最終コーナーでパスされてしまう。が、#5高橋は#2朝日から順位を取り返し8番手争いの先頭で激しくバトルを展開する。レースは残り3周、5番手の#20澤田のペースがよい、というよりもBS勢のペース低下が激しく、#20澤田は#30小川を2ヘアでパスし4番手に浮上、さらに#18太田も#30小川を25周目の2ヘアでパスした。トップの#85佐藤は3秒以上のタイムギャップをつけ余裕の走り、2番手の#17野中はかなり苦しそうだが1コーナーをかなり手前からアクセルを抜くなどタイヤを持たせようとしている。3番手を走る#13三村は、レース中盤には2番手の#17野中よりもコンマ1速いペースで走行しじわじわと追いついたものの、それが終わると一気にペースが低下してかなり苦しそうな状況。その#13三村に#20澤田がぐんぐんと迫るが、追いつくにはレース周回が足りなかった。そしてチェッカーフラッグが振られ、トップは#85佐藤、2番手は#17野中、3番手には#13三村という結果となった。

1位 佐藤蓮

スタートはエンジンの回転数を上げていったことで問題なく走り出すことができました。タイヤの初動が悪いこと、そしてBSタイヤがいずれ落ちてくることはわかっていたので、落ち着いてレースをすることができ、優勝できました。やはり問題は次の第8戦です。TTがないことからレースの距離も短いですし、本庄、瑞浪と2レース目で負けてしまっています。今回のレースよりも厳しい展開になるかもしれませんが、しっかりと勝ってチャンピオンを決めたいです。

2位 野中誠太

前半では狙っていた通り前に出ることができましたが、想定以上に早い段階で#85佐藤が来てしまいました。ここで2番手をキープしようとタイヤをいたわって走ったのですが、最後にはかなり厳しい状況となってしまいました。次の第8戦に向けてどうしようか考えねばなりません。

3位 三村壮太郎

レースとしてはやることはいつもと同じで、いかに最後までタイヤを持たせるかを意識しました。最後はBSもYHもタイヤがかなり苦しかったですが、序盤に築いたマージンがあったこと、そして路面温度が上がったことでBS勢がこらえDL勢がなかなか上がってこれなかったことで、表彰台を獲得することができました。予選の結果から、BS勢は必ず落ちてくるので2位はとれるだろうと考えていたのですが、そうはならなかったので自分のタイヤマネジメントが甘かったという反省点もあります。次の第8戦ではフレッシュタイヤになり、路面状況も必ず良くなるので、#85佐藤に勝てるように頑張ります。

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