2022年1月19日、JAFは2022年日本カート選手権規定及び2022年全日本/ジュニアカート選手権統一規則を制定しました(公示No.2022-WEB007)。日本カート選手権規定は2021年8月25日に制定されたものが改定されました。
2022年日本カート選手権規定・全日本/ジュニアカート選手権統一規則の改定
変更は3点です。
- 全日本カート選手権EV部門へのダブルエントリーが可能に
- 国際ライセンスの種別変更に伴う出場資格の変更
- セカンドチャンスヒートのグリッドポジションの明確化
EV部門へのダブルエントリーの許可
これまで全日本カート選手権出場ドライバーは地域及び参加部門をシーズン途中で変更することができませんでしたが、2022年日本カート選手権規定 第22条並びに2022年全日本カート選手権統一規則 第13条が改定されたことで、EV部門はその対象外となりました。またOK部門、FS-125部門、FP-3部門への出場者は、同一競技会でのEV部門へのダブルエントリーが可能となりました。
国際ライセンスの種別変更
国際ライセンスの種別がされたことに伴い、全日本/ジュニアカート選手権の各部門への出場資格も同様に変更されました。
- 国際A・B・Cセニア→国際E
- 国際Cリストリクティッド→国際F
- 国際Cジュニア→国際G
セカンドチャンスヒートのグリッドの明確化
これまでセカンドチャンスヒートについては出場資格と走行距離が記載されていましたが、ここにグリッドポジションについての一文が加わりました。
2022年の統一規則によるとセカンドチャンスヒートでのグリッドポジションは、予選でのポイントの少ない順とし、同ポイントの場合はタイムトライアルの成績によって定められます。