2022年3月18日、JAFより2022年全日本カート選手権FP-3部門へのドライバー出場資格の追加が発表されました(公示No.2022-WEB021)。
13歳の前年度FP-Jr部門チャンピオンが参戦可能へ
2022年全日本カート選手権FP-3部門に出場できるドライバーは、当該規定に定められるライセンス所有者に加えて、以下の条件を全て満たすドライバーの参加が認められます。
- 当該年13歳以上
- 国際Gライセンス所有者
- 当該年の前年のJAFジュニアカート選手権FP-Jr部門で1位となった
- JAFによって特に認められた者
従来規則では実質14歳以上と定められていた
2022年のFP-3部門への出場資格は以下のように定められています。これは2022年日本カート選手権規定第22条と2022年全日本カート選手権統一規則第13条に記載されています。
- 国内A以上または国際Fライセンス所持者
カート国内Aライセンスは15歳以上、カート国際Fライセンスは14歳のドライバーに発給されるものなので、従来規則では実質的に14歳以上のドライバーにFP-3部門への参戦資格が与えられていました。国際Gライセンスは12~13歳のドライバーに発給されるものですが、今回の規則追加によってFP-3部門は特定の条件を満たすことができれば13歳から参戦可能なJAF公認レーシングカートレースとなりました。
参考として、2021年度のジュニアカート選手権FP-Jr部門のチャンピオンである鈴木恵武選手は当時12歳のため、本年度に国際Gライセンスを所有しJAFに認められれば、2022年のFP-3部門への出場が可能となります。