その他カテゴリー
今大会は、全日本・地方カート選手権東地域の最終戦でもある。まず全日本FS-125クラスを見ていこう。これまでの4戦すべてをポールトゥウィンという信じがたい記録を残しSUGOに臨むドライバーがいる。佐藤蓮(No.5 / TONYKART / IAME / BS)だ。もちろんポイントリーダーであり、2位の宮下源都(No.9 / TONYKART / IAME / BS)になんと37pという大差をつけている。佐藤が5連覇を達成するのか、それとも他のドライバーがそれを阻止する展開となるのか。
一方で地方FS-125には今シーズンの東地域では最大の12台がエントリー。前回の最上川では不成立となったクラスであるが、来シーズンに向けてかFP-Jrからのステップアップドライバーもエントリーリストには入っている。ランキングトップは奥住慈英(No.12 / CRG / IAME / DL)。東西の地方FS-125クラスにエントリーしている奥住は、すでに最終戦が行われた西地域でシリーズチャンピオンを決めており、両シリーズのチャンピオンという栄光へリーチをかけている。ただし東地域の地方FS-125は参戦台数の少なさや1戦不成立となったところからポイントランキングは接戦となっており、2位の大草りく(No.80 / TONYKART / IAME / DL)や続く戸澤諒(No.13 / Tecno / IAME / DL)にも十分にチャンスが残されている。
FP-Jrの東地域ランキングトップ澤龍之介(No.3 / FA-KART / YAMAHA / YH)は、第2戦から3戦連続で優勝を獲得している。2位の⼩⽥優(No.20 / FA-KART / YAMAHA / DL)含め以下全員が1度はノーポイントで終わったレースを経験している中、唯一澤のみが表彰台に立ち続けている。毎回白熱したバトルが展開されるジュニアカテゴリーにおいてこれは素晴らしい記録といえるだろう。
それに対してFP-Jr Cadetsは接戦だ。ランキングトップの野澤勇翔(No.13 / BirelART / YAMAHA / DL)と2位の渡会太⼀(No.4 / RICCIARDO / YAMAHA / DL)の間にはわずか2p差しかなく、それ以降も接戦となっている。毎回誰が勝つかわからないレースが行われ、シリーズランキングの行方を予想するのは困難だ。ただし野澤以外は全員ノーポイントがある中でのランキングトップであるがゆえに、現在ランキングで最も有利なのは2番手の渡会だ。
FP-3クラスは今回不成立となり、前回の最上川で優勝した横⽥英宣(No.2 / BirelART / YAMAHA / YH)がシリーズチャンピオンに確定した。
スポーツランドSUGOへのアクセス
公共交通機関の場合
残念ながら現在スポーツランドSUGOへ公共交通機関で来場することはできない。このため、最寄り駅である東北本線 岩沼駅からタクシーを利用する方法となる。
また飛行機で仙台空港まで行く場合、サーキットは仙台空港から車で約30分の距離であるために、レンタカーの利用も便利だ。
自家用車の場合
東北自動車道 村田ICを降りて約10分で到着する。
関連情報
- 全日本カート選手権東地域第5戦SUGO エントリーリスト
- 2016全日本カート選手権茂原 リザルト&レポート一覧
- 全日本カート選手権東地域第4戦最上川 リザルト
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