JAFは2025年国際Eライセンス更新要件に係る特例措置を行います(公示No.2024-WEB090)。更新要件が免除されます。
国際Eライセンス更新時の更新要件が免除
国際Eライセンスはカートドライバーライセンスにおける最上位ライセンスであり、15歳以上の者に発給され、カートの国際格式レースに出るために必要なライセンスです。
JAFは、2024年国際Eライセンスから2025年国際Eライセンスへ更新する際の更新要件について、カート競技会の開催状況を鑑み、特例措置として以下の通り対応します。
対象
2024年国際Eライセンスから2025年国際Eライセンスへの更新申請
特例措置
カートライセンス発給規定、CIK‐FIA国際カート規則「国際カートドライバーライセンスおよびドライブ行為の規律」の補足事項1.に定める国際Eの更新要件を免除する。
特例措置期間
2025年12月末日までの間
適用:2025年ライセンス
国際Eライセンスの更新要件
国際Eライセンスの更新要件は以下のいずれかの条件を満たすこととされています。
- ライセンス取得後2年の間に該当するカテゴリーの国際競技に1回以上参加。
- 国際E上級の条件を満たしていること。
この場合、以前に上級もしくは更新の際に確認した過去24ヶ月の実績も認める。
国際E上級申請の条件は、カート国内A(またジュニアA)ライセンス取得後、更新前24ヶ月位内に格式制限付きの競技会に5回以上出場、または格式準国内の競技に2回以上、もしくは全日本選手権の競技会に1回位上出場した者です。
近年は日本国内でカート国際競技が開催されていないこと、また2023年は全日本カート選手権と並行してGPR KARTING SERIESが立ち上がったことにより、更新要件に近しい出場実績を持っていても要件を満たさない場合があります。今回の特例措置により、条件を満たさないドライバーであっても国際Eライセンスを更新することが可能となりました。