GPRはAUTOBACS GPR KARTING SERIES 2026の開催概要を発表しました。
OKとJuniorはタイヤが変更
2026年のGPR KARTING SERIESはこれまでと同様に
- 全日本カート選手権 OK部門(OK)
- ジュニアカート選手権 ジュニア部門(Junior)
- ジュニアカート選手権 ジュニアカデット部門(Cadets)
- ROK CUP JAPAN ROK-SHIFTER(Shifter)
の4クラスを設定します。使用エンジンに変更はありませんが、OKクラスとJuniorクラスは指定タイヤが変更されました。
OKクラスの指定タイヤはドライがVEGA XH4、ウエットがVEGA W6で、Shifterクラスと同じものが指定されます。2025年シーズンまではDUNLOP DHMとDUNLOP W15がそれぞれドライとウエットで指定されていました。
Juniorクラスの指定タイヤはドライがDUNLOP SL6、ウエットがDUNLOP W2となります。2025年シーズンまではDUNLOP SL22がドライタイヤで指定されていたので、2026年シーズンはよりハイグリップなタイヤが指定されています。
CadetsクラスとShifterクラスにタイヤの変更はありません。
JuniorとCadetsのレースフォーマットが変更
2023年にGPRが始まって以降、全クラスで公式練習→TT→(OKのみスーパーポール)→決勝1→決勝2というレースフォーマットが採用されていましたが、2026年ではこのフォーマットが変更されます。
変更されるのはJuniorクラスとCadetsクラスのみ。TTと決勝1の間に予選ヒートが加わり、この予選ヒートによって決勝1のグリッドが決定されます。これは2025年の最終戦でエントラント向けに提案されたレースフォーマットとは異なります。
OKクラスとShifterクラスに関してはレースフォーマットの変更はありません。
開催カテゴリーごとの概要
全日本カート選手権 OK部門(OK)
| エンジン | CIK-FIA公認OKエンジン |
| タイヤ | VEGA XH4(DRY) VEGA W6(WET) |
| レース数 | 5大会10レース |
| レースフォーマット | T.T.⇒SuperPole⇒Final1⇒Final2 |
| シリーズ賞典 | スカラシップ:¥3,000,000 |
ジュニアカート選手権ジュニア部門(Junior)
| エンジン | IAME X30 Jr |
| タイヤ | DUNLOP SL6(DRY) DUNLOP SLW2(WET) |
| レース数 | 5大会10レース |
| レースフォーマット | T.T.⇒予選ヒート⇒Final1⇒Final2 |
| シリーズ賞典 | スカラシップ:¥2,000,000 |
ジュニアカート選手権ジュニアカデット部門(Cadets)
| エンジン | YAMAHA KT100SEC |
| タイヤ | DUNLOP SLJ(DRY) DUNLOP SLW2(WET) |
| レース数 | 5大会10レース |
| レースフォーマット | T.T.⇒予選ヒート⇒Final1⇒Final2 |
| シリーズ賞典 | スカラシップ:¥1,000,000 |
ROK CUP JAPAN ROK-SHIFTER(Shifter)
| エンジン | VORTEX ROK-SHIFTER |
| タイヤ | VEGA XH4(DRY) VEGA W6(WET) |
| レース数 | 5大会10レース |
| レースフォーマット | T.T.⇒Final1⇒Final2 |
| シリーズ賞典 | 賞金:¥1,000,000 |









