カートレースエントラント協会が発足　参加者の意思を集約し改善提案を行う組織

「カートレースエントラント協会」が2026年1月1日に発足します。カートレースエントラント協会は、カートレースの参加者にとってより満足度の高い環境を実現するために企画されたました。代表理事はbriolyracingの植月重行氏です。

カートレース参加者の意思を集約し改善提案を行う組織

近年のカート業界ではメーカーの相次ぐ撤退、商品品質の不安定・高価格化、ユーザーの多様化など、競技環境に直接影響を与える変化が続いており、今後の人口減少も懸念されています。こうした状況の中、参加者の意見はこれまで以上に多様化し、「何を優先し、どの方向に向かうべきか」という判断が難しくなりつつあるといいます。この複雑な環境下でエントラントの声を一つに束ね、確かな発信力を持つ組織の存在が不可欠だと考え、カートレースエントラント協会は立ち上がりました。

カートレースエントラント協会は決して一つの考えを押し付けるのではなく、多様な意見のすり合わせを行い、業界全体が納得できる「答え」を探し出すための場を目指します。そして参加者の意思が業界の未来へ確かに届く仕組みを作ること。それが協会設立の最も重要な目的とのこと。

カートレースエントラント協会の中心となる活動は以下のとおりです。

1. 参加者が満足するためのレース環境の整備に関する活動
2. エントラント代表者間の情報共有及び意見集約、統一見解の策定
3. レースフォーマットおよび開催カテゴリーの改善提案
4. レースジャッジに関する理解促進および改善提案
5. キッズ・ジュニアカーターの普及および次世代教育に関する活動

カートレースエントラント協会の発足に際し、すでに80を超えるエントラント代表者から賛同のご意見をいただいているとのこと。

カートレースエントラント協会
発足日：2026年1月1日
代表理事：briolyracing　植月　重行(ウエツキ　シゲユキ)
所在地：栃木県真岡市西郷152-4
WEBサイト：https://ke-assoc.jp/