2018年の国内カート車両規則と日本カート選手権の規定が、JAFスポーツ10月号により公示された。
2018国内カート規定の改定箇所
基本的には2017規定とほとんど変わらない。改正箇所としてはバンパーの形状や取り付け部位、OKカテゴリーのキャブについてなどだが、そのほぼ全てが細則の補正や厳密化するための文言の追加である。ただしフロントバンパーについては古い車両などでは規定に反する場合があるかもしれないので注意が必要だ。
2018日本カート選手権規定の訂正箇所
こちらも2017規定とほとんど変わらない。改正箇所はライセンスの規定が変更になったことに伴うものが多く、特に国際Cライセンスが年齢によって
- 国際Cジュニア
- 国際Cリストリクテッド
- 国際Cセニア
の3種類に分けられた(JAFスポーツ2017年6月号にて公示)ことに起因する書き換えがほとんど。国際Cジュニアは12歳(12歳の誕生日を迎える当該年)から取得可能になったが、国際Cジュニアで出場できる地方FS-125クラスの年齢規定は2017年と同じく”満13歳以上または当該年13歳になるもの”であるため、出場資格の実質的な変更はない。
ただしFP-Jr Cadetsに関しては、ジュニアBライセンスの発給が、2017規定までの”10歳(10歳の誕生日を迎える当該年)”から、2018規定の”8歳(8歳の誕生日を迎える当該年)”に変更になり、かつ年齢制限が”9歳(9歳の誕生日を迎える当該年)”へと1歳引き下げられた。