F1に参戦するWilliams Racingは、育成プログラムであるWilliams Racing Driver Academyに日本人レーシングカートドライバー松井沙麗が参加したことを発表しました。
Williams Racingによれば、今回新たにアカデミーに参加したのは松井とアレッサンドロ・ジュスティの2名。アレッサンドロはフランスF4チャンピオンです。
松井沙麗は2016年にカートレースデビューを果たした、2010年生まれのドライバー。2023年は地方カート選手権やGPRジュニアクラスに参戦し、SL全国大会では3年連続でベストレディス賞を獲得しています。また2023 OK-N Junior Champions of the Future Academy Programにも参加し、24人中8位という成績を収めています。
2名の参加に対し、スポーツディレクターのスヴェン・スミーツは次のようにコメントしています。
「アレッサンドロと沙麗をWilliams Racing Driver Academyの新メンバーとして発表できることを嬉しく思います。」
「アレッサンドロはフランスF4と昨年のFRECAの両方でステアリングを握る素晴らしい能力を発揮し、予選とレースで印象的なパフォーマンスを見せました。」
「沙麗はカート界の注目のスターの一人で、母国である日本で有望な成績を収め、2022年のガールズ・オン・トラック・ライジング・スターズのファイナリストにも選ばれています。」
「2024年以降もレースに臨む彼らの発展をサポートできることを楽しみにしています。」
Williams Racing Driver Academyの一員として、2名はモータースポーツのキャリアを通じてスキルの開発と構築を続けるため、チームの全面的なサポートと指導を受けていきます。
2024年、松井はカートリパブリックからOK-Jクラスに出場する他、F1アカデミーがサポートする2024年のチャンピオンズ・オブ・ザ・フューチャー・アカデミーにも出場します。
「Williams Racing Driver Academyの一員になれることは光栄であり、このような歴史あるチームと一緒に仕事ができる機会に感謝しています。ヨーロッパで経験を積むのが楽しみで、シーズンが始まるのが待ちきれません!」
と松井はコメントしています。
Alessandro Giusti and Sara Matsui join the Williams Racing Driver Academy
A French F4 Champion plus a rising star of Japanese karting arrive at Grove