2018年春、レーシングカート専門ポータルサイト Paddock Gateは新サービスを開始します。その名は
Paddock Gate Gear
中古レーシングカートシャーシ/エンジンの情報サイト
残念ながら現在の国内レーシングカート市場が良い状態にあるとは言えません。例えばJAFカートライセンス発給数は20年前の半分以下(JAF参照)になっており、ユーザー数の減少は目に見えて明らかです。これにはもちろん不可抗力な原因もあるでしょうが、他のスポーツに比べて金銭面的負担の大きいレーシングカートは、長期にわたりレース活動を続けることが難しいことも一因でしょう。初期投資額が大きいため新規ユーザーの獲得が難しいという現実もあります。いかにすればこの問題を解消できるのか。それに対する答えの一つとして、私たちはここに
国内中古レーシングカート市場の創造
を宣言します。そしてその中古カート市場の確たるものが、今回発表したPaddock Gate Gearです。
全国のカートショップの中古カート情報を集約
現在、国内には全国規模のレーシングカートの中古市場は存在していません。細かいところでは存在するものの、それはカートショップとその顧客の間での取引であったり、近隣カートショップ同士であったり、はたまたネットオークションを通じた信頼性の薄いやりとりです。顧客の望む商品が常にそこにある状況ではなく、妥協が許される場合であればまだしも、望んだものと異なる状態の商品を手にしてしまうこともあるでしょう。
そこで私たちは、全国のレーシングカートショップが保有する中古レーシングカートの情報が集約されるWEBサイトを制作しました。それがPaddock Gate Gearです。プロのカートショップのみが情報掲載を行うことのできるこのサイトで、ユーザーは全国の中古シャーシ/エンジンの情報を自由に閲覧することができます。商品の詳細が明記され、これまで存在するようで無かった中古カートの相場が確立します。そしてここには新たにレーシングカートを始めようとするユーザーに最適なシャーシ、ステップアップを考えているドライバーにちょうどいいエンジン、レーシングカート復帰のための予算内に収まるマシンなど、魅力的な商品が掲載されるでしょう。
それだけではありません。これまで買い手が付かないため所持し続けるしかなかった使わなくなったシャーシやエンジンをショップが買い取れるようになるため、新車購入のハードルがぐんと下がります。もう「シャーシが古いから」と言い訳をしながら中団以降でレースをしたり、ウエットコンディションを期待する必要はありません。スペアエンジンを購入することもできるかもしれません。もしかすると仲間同士で耐久レースを楽しむための車も用意できるかもしれません。さすがにシャーシはある種の”生モノ”ですから、一定の品質以下のシャーシの買い取りは難しいですが、別の中古シャーシへ乗り継ぐという選択肢もあるでしょう。つまりPaddock Gate Gearは、WEBサイトであると同時に、レーシングカートを愛してやまない皆様がさらにレーシングカートを楽しむための仕組みそのものでもあるのです。
掲載店舗を募集しています
Paddock Gate Gearに中古レーシングカート情報の掲載を行っていただける企業を募集しています。対象は日本全国の
- レーシングカートショップ
- サーキット
- メーカー/インポーター
- サードパーティー
- その他関連企業
です。ご興味のある方はPaddock Gateの問い合わせフォームからご連絡をお願いします。私たちと共にレーシングカート業界を盛り上げていきましょう。
SNSアカウントが公開されています
Paddock Gate Gearの最新情報はFacebookページとTwitterにて随時公開されます。Paddock Gate Gearの公開まであとわずかですが、それに先立ってSNSのいいね!やフォローをよろしくお願いいたします。