AUTOBACS GPR Karting Series OK Rd.1 & Rd.2で優勝したTEAM EMATY 鈴木悠太のマシンのセッティングを見ていこう。鈴鹿サーキット国際南コースを駆け抜けた彼のシャーシはKOSMIC、エンジンはTMを搭載している。フロントパネルはKG 508、フロントスポイラーはKG 507に置き換えられている。 鈴木悠太本人に確認したところ、Rd.1とRd.2でのセッティング変更は無し。 フロントスタビライザーは丸断面の1mm厚で固め、フロント車高は標準。アライメントアジャスターで若干のキャンバーが付けられている。フロントトレッドはナックル内側に15mm+5mmのスペーサーを装着し、ホイールハブはノーマル。 ステアリングシャフトストッパーは下側のみに装着し、シャフトサポートにベタ付けされている。固めたフロントスタビやキャンバー角と併せて、ハンドルの初期反応を上げようとしているようだ。 シートはTilleti製を寝かせて極力後方に設置。去年までは未装着の車両も多かったが、サブシートステーは左右1本ずつ装着している。エンジンマウントはTriple K スライドマウントを採用。 スプロケットとスプロケットハブはTriple K 翼。チェーンサイズは219で、RK製チェーンを使用している。リアホイールハブはOTK標準。センターベアリングホルダーは撤去されている。 面白いポイントとして、左右のベアリングホルダーを固定するボルトに厚いスペーサーとサイズの大きいワッシャーが挟み込まれていた。ボルトとベアリングホルダーケースとの接触面を増やし、リア周りの剛性を高めようとしているのか。 https://paddock-gate.com/17207/ https://paddock-gate.com/17264/