AUTOBACS GPR Karting Series Shifterクラス Rd.6を優勝したHRT 丸山陽平のマシンをチェックしよう。モビリティリゾートもてぎ北ショートコースで行われた第6戦決勝ヒートでの彼のベストタイムは39.011秒でファステストだった。シャーシはKOSMIC。エンジンはVORTEX Rok Shifter、タイヤはRok専用タイヤ。 シートはTilettiで少し寝かせつつそれほど後方に下げてはいない。各部に調整用のパッドを貼ってシートポジションを調整している。ウエイトは左腰、太もも裏、股裏の低い位置に搭載。ステアリングボスはOTK純正で、ステアリングシャフトストッパーは上下ともコラムから若干隙間を開けて装着されている。ロガーはAlfano6で排気温度と水温を管理。ホイールはOTK MXC。 フロントトレッドは下限から5mmの位置でハブはOTK純正ノーマル。上側のアライメントアジャスターの位置は標準で、車高はセンター。フロントスタビライザーは1mm厚の丸断面タイプを使用する。通常フロアパネルとフレームブラケットの間に挟み込まれるブッシュをフレームのブラケットの上に配置し、ブラケットとフロアパネルを直接接触させている。ブレーキバランスは前よりにセット。 リアハブはOTK 110mmロングハブ。右側には20mm厚のハブストッパーを追加してトラクション性能を高めている。ベアリングホルダーはセンターを含め全て6点止めで、車高はセンター。右のサブシートステーは1本。 左リアにはハブストッパーは無く、ハブはOTK 110mmロングハブ。左のサブシートステーは2本。ラジエーターは台形のかなり大型モデルを装備して、真夏のレースでも水温を安定させている。 目視で確認できた範囲では第2戦優勝時からハブストッパーが追加されているぐらいで、ほとんどセットアップに変更がなかった。 https://paddock-gate.com/17438/