OTKカートグループと、スクーデリア・フェラーリの現役F1ドライバーであるカルロス・サインツJr.は、新ブランド「CS55レーシングカート」を発表しました。
カルロス・サインツJr.とOTKカートグループとの信頼関係は、彼が国際カートレースに参戦していたキャリアまで遡ります。トニーカートレーシングチームで活動していた彼は、2008年のCIK-FIAアジアパシフィック選手権と2009年のモナコカートカップで勝利を収めています。
カルロス・サインツJr.はトレーニングや趣味としてもレーシングカートを楽しんでおり、今回のコラボレーションは必然とも言えます。彼はカート界において最も成功を収めている企業の一つであるOTKカートグループにシャーシ製造を委託することで、カート界やモータースポーツ界にさらなる貢献をしたいと考えています。
新ブランドCS55はΦ30フレームで作られ、OKシャーシとKZシャーシをラインナップ。公式カラーは黒・赤・黄色となり、カルロス・サインツJr.のヘルメットやイメージカラーからインスパイアされています。2024年2月5日にはVORTEX VTZエンジンを搭載したミッションカートで本人が走行するシーンも見せています。
CS55レーシングカートのすべての製品は、ネットワークを通じてまもなく世界中で販売されます。日本のOTKグループ代理店であるTONYKART JAPANに確認したところ、CS55の日本国内への導入はすでに決定しており、まもなく販売されるとのこと。