2020年11月11日、SLカートスポーツ機構(SLO)は、KT100SEC一本化並びにオイル指定化について発表を行いました(SLInfo_No.20002)。
来年・再来年の1月よりそれぞれ適用開始
SLカートミーティング認定のすべてのクラスにおいて、今後使用エンジンをKT100SECへ一本化、そして指定オイルの使用を義務付けるレギュレーションへ変更されることが、SLOより発表されました。
SLOは、YAMAHA KT100SDの生産終了を背景として、一層のイコールコンディション化とコース内での安全性向上を目的として、今回のレギュレーション変更を行った、としています。なお、YAMAHA KT100SDの生産終了時期についてはヤマハ取扱いショップに確認するように、と記載がありますが、ヤマハ発動機はKT100SD生産終了についてのプレスリリースを2020年11月12日現在では行っていません。
KT100エンジンの一本化(ダイレクトの廃止)については、指定エンジンをKT100SECとし、全てのSLカートミーティング公認クラスにおいて2022年1月1日より適用されます。
オイル指定化については、指定オイルをYAMAHA Formula KT 2CRとし、全てのSLカートミーティング公認クラスにおいて2021年1月1日より適用されます。
今回の変更に伴う最低重量その他レギュレーションについては、追って発表されるとのこと。