高橋悠之は、タイヤ戦争が行われているKF部門においてBRIDGESTONEタイヤの開発を担う重要なドライバーだ。今年のBS勢の行方は高橋に左右されているといっても過言ではないだろう。そんな彼のタイヤ開発ドライバーとしての実力は、前回のもてぎでBS勢が表彰台をほぼ独占、そして彼自身も優勝したことにより証明された。KF挑戦4年目、すでにベテランといっても過言ではない高橋は次戦に向け何を思うのか。話を聞いてきた。
Profile
高橋悠之 (タカハシ ハルユキ)
1997年2月7日生まれ
出身:埼玉県
チーム:TONYKART RACING TEAM JAPAN
ゼッケン:No.9
マテリアル:TONYKART / VORTEX / BRIDGESTONE
最近の戦歴
2012年 | 全日本カート選手権KF1 シリーズ3位 |
---|---|
2013年 | 全日本カート選手権KF1 シリーズ2位 |
2015年 | 全日本カート選手権KF シリーズ9位 |
前回のレースについてどう思いますか?
前回のレースでは誰よりも負けたくないという気持ちが強かったことが勝因だと思っています。体調、セッティングもバッチリでした。2戦目で勝てなかったのは僕の判断力が欠けていたためです。
フェスティカサーキット瑞浪について
次戦の瑞浪のレースは僕自身苦手としているサーキットです。KF開催コースの中で唯一右回りなせいか、なんだかリズムが取りにくいなと感じています。それと僕は身長が高めなのですが、身長が低い選手と比べると体にかかる横Gが大きくなってしまうので、そういうところでも苦手意識を感じているのかもしれません。ですが僕の得意なバトルをしやすいコースでもあるので楽しみですね。
一目置いているライバルや次戦の強敵はいますか?
ライバルというよりも、誰に対しても平等に絶対負けたくありません。
次戦に対しての意気込みをお願いします
次戦も前だけを見て走ります。