CRGは2022年型レーシングカートシャーシを発表しました。既存のKT2及びRoad Rebelは有効期限切れによりホモロゲーションを更新、有効期限が残っていたKT4とHeronもホモロゲーションを更新、更にKT5という全く新しいシャーシも登場しました。またブレーキシステムとフェアリングが一新されました。
シャーシ | パイプ径 | カテゴリー |
KT2 | 30mm | All |
Road Rebel | 32mm | All |
KT5 | 30/32mm | All |
KT4 | 30/32mm | All |
Heron | 30mm | All |
フレーム
KT2とRoad Rebelはパイプ径の変更こそ無いものの、ジオメトリーとアクセサリーを大幅に変更されました。30/32mmのパイプが組み合わせられるKT4と、中央部分に特徴的な形状を持つHeronはフレームの変更はありませんが、アクセサリー類の変更に伴いホモロゲーションが更新されました。完全新型シャーシとなるKT5は、バンパーやスピンドルが取り付けられるフロントパイプが32mm、その他の部分はKT2のクラシカルなジオメトリーを持つ30mmパイプにて作られます。
また2022年型の全てのフレームには新型ブレーキシステム(VEN 13)と、ステッカーキット付きの新しいフェアリングが装備されます。
新型ブレーキシステム
新型ブレーキシステムは、ダイレクトドライブカテゴリーではVEN 13 DD、シフター/KZカテゴリーではVEN 13 KZというコードで認識されます。
このブレーキシステムにはマスターシリンダーにアクティブ・ブレーキ・アシスタント(ABA)と呼ばれる制動調整システムが搭載されます。これはレギュレーターを介してマスターシリンダーを調整、内部システムで制動力を管理することで、タイヤのロックを防ぐことが出来ます。これによりコーナー進入時にリアアスクルのホップやグリップの低下を防ぎます。これはカテゴリーやタイヤのグリップレベルに応じ、ドライバーの求めるフィーリングに合わせて調整することが出来ます。このシステムの介入範囲は、介入しないニュートラルな状態から、ブレーキペダルの最大の圧力をかけてもタイヤロックを防ぐ状態まで様々です。
またVEN 13ブレーキシステムは標準で直径192mmのブレーキディスクを採用していますが、オプションで180mmのディスクが用意されます。
新型フェアリング・ペダル
2022年モデルにはKG製507/508フェアリングキットが装備されます。フロントスポイラーは最先端の空力基準に基づいて作られ、直進性だけでなくコーナリング性能も向上します。サイドフェアリングは重量面で可能な限り最適化され、シャーシの効率性とエンジン・ブレーキ・タイヤの冷却に貢献します。
また2022年モデルにはより人間工学に基づいた形状の鍛造アルミニウムペダルが装備されます。
CRG PRESENTA I TELAI DI NUOVA OMOLOGAZIONE FIA | CRG Kart
Nel mese di ottobre, dopo l’ispezione dei tecnici FIA presso la sede della Factory in Italia, CRG ha ufficialmente presentato i telai di nuova omologazione per le categorie Internazionali e per i maggiori Trofei di Marca. La gamma CRG dei telai con omologazione FIA, che ricordiamo è obbligatoria per partecipare a tutte le competizioni ufficiali Internazionali e Nazionali per le categorie OK, KZ e per i più importanti Trofei monomarca come Rotax, X 30 o ROK, sarà composta da 5 telai Racing.