• Kart Circuit
  • Authors
  • Login
  • Register

お買い物カゴに商品がありません。

Paddock Gate
  • Home
  • Feature
  • News
  • Premium Content
  • Shop
  • Contact
SUBSCRIBE
No Result
View All Result
  • Home
  • Feature
  • News
  • Premium Content
  • Shop
  • Contact
SUBSCRIBE
No Result
View All Result
Paddock Gate
No Result
View All Result
Home News 製品情報

GRカートに初試乗!入門向けカートとしての性能や乗りやすさを調査しました

野崎 泰佑 by 野崎 泰佑
2025/10/23
in 製品情報, Topics
0
GRカートに初試乗!入門向けカートとしての性能や乗りやすさを調査しました
ShareTweetShare

先日SL全国大会で一般公開されたトヨタ自動車が開発中のGRカートですが、今回は鈴鹿サーキット南コースでのメディア向け試乗会に参加してきました。プロドライバー達によるデモレースなども行われましたが、今回はGRカートの乗り味などについて、私の感じたことをオンボード映像(記事最後に掲載)とともにお届けします。

雨の中のGRカート試乗

今回の鈴鹿南コースで行われた試乗会ですが、残念ながら天候は雨。路面は完全なウエットコンディションであり、試乗車は先日登場したSHINKOのレインタイヤを装着していました。また先導車有りで速度をかなり制限された状態での乗車体験となったことをお断りしておきます。

今回はレインタイヤでの走行となりました

しっかりとドライビングポジションを合わせられる

まずは乗車してシートポジションを合わせます。シート上面が手をつきやすい形状になっており、乗り込みはとても安心感がありました。ペダル位置とハンドルのチルト調整をワンタッチで行えるため、自分にしっくりと合うポジションに合わせるために必要な時間はごくわずか。レンタルカートは背中に詰め物をして調整することもありますが、そのような無理がないので、座っていて不快感がありません。GRカートは様々な体格の人が乗れるようにシートの幅も大きいのですが、今回は左右の詰め物は無しで走りました。

シートに収まりハンドルに手を添えると、ハンドルはとても握りやすく感じました。フォーミュラカーのような形のハンドルは、人によってはテンションが上がるポイントかもしれません。

ハンドルのチルト機能
ペダルのスライド機能
専用シート
独自形状のハンドル

レインタイヤがグリップしすぎ?パワー感は4st200ccなり

SL全国大会のデモレースはドライコンディションにスリックタイヤを使っていましたが、普段のカートレースではスピンしないようなところでスピンする様子が見られました。そのため少し注意しながら走り始めましたが、すぐに感じ取れたのはSHINKOレインタイヤのグリップの高さです。このレインタイヤは明らかにグリップが高く、S字に入る頃には不安を覚えることはありませんでした。非常に安定感があり、速度が遅いのもありますが縁石に引っ掛けずともしっかり車が曲がっていきます。

先導車にペースを制限されているので全開で走れてはいないのですが、このレインタイヤはGRカートの速度感に対してグリップが高すぎるように思います。一方で安全に楽しく走れるという観点では良いと思います。ドライタイヤで走れていないのでなんとも言えませんが、もしかするとレインタイヤのほうがスリックタイヤよりも速いタイムが出てしまうのではないでしょうか?

エンジンパワーについては4st 200cc前後の汎用エンジンなりです。レーシングカートの2stエンジンのようなガツンとくるパワー感はありませんが、レンタルカートより車両が軽い分だけよく走ります。スポーツカートはシャーシがレーシングゆえにさらに軽快に感じるので、GRカートはスポーツカートとレンタルカートの中間のパワー感です。静止状態からの加速感はレンタルカートに近いように思いました。レインタイヤのグリップが高いので判断が難しいですが、少なくとも今回はコーナー立ち上がりでリアが出るようなパワーは感じ取れませんでした。

音に関しては静かで、MZ200などとそう変わりがありません。アクセルオフでのアフターファイヤでパンパンと音が鳴ったりもしないので、残念ながら音やパワーで特別な高揚感を得ることはありませんでした。

走る楽しさは十二分!

一方で、「アクセル全開で走れたらもっと楽しいのだろう」という感覚が常にありました。この理由はおそらく機敏に動くシャーシと、しっくりと来るドライビングポジションにあります。無理なくしっかりとアクセルやブレーキ操作ができるので、操る楽しさをダイレクトに感じ取れます。今回はリブプロテクター無しでシート左右に隙間がある状態で乗ったのですが、これが逆に荷重移動のやりやすさに繋がっているように思いました。縁石にガツンと乗っても衝撃が少なめ、車重が軽く動きが機敏で、今までのカートとは明らかに乗り味が異なります。ぱっと乗ったとは思えないほどの乗りやすさと楽しさがGRカートにはありました。

全開で走れていないため限界領域の動きまで知れたわけではありませんが、少なくとも今回の試乗で私はGRカートの悪い所を見つけられませんでした。ただデモレースを担当したあるプロドライバーからは「直感的な楽しさはある一方で、ナロートレッドからくるハンドルのピーキーさとグリップのスッポ抜けがあった。攻め込んでいくと初心者はすぐにスピンしそう。」というコメントを頂きました。SL全国大会でのドライコンディションでの走りを含めて、全開で走ったときにはまだネガティブなポイントが残されている様子です。

2026年秋の発売を予定しているGRカートは、まだ今回のモデルが最終製品版というわけではないそうです。ドライでデモレースでの走り、そして雨でのプロドライバーのコメントから察するに、入門者向けカートとして製品化するためにはまだまだ改良点が残されていそうです。しかし、ベースとなる「車を操る楽しさ」は十二分に備わっていると感じました。

ポジションをしっかり合わせられる点や軽快な車両の動きは、明らかにレンタルカートとは差別化されています。一方でレーシングカートほどのハードさはなく、週末に気持ちよく汗をかけるスピード感に抑えられています。これが30万円台で手に入るのはバリュープライスでしょう。2026年秋の発売が非常に楽しみですが、その前にまずドライで全開で走ってみたいですね。

GRカート初の一般公開!2026年に35~39万円で発売し、2027年にエントリークラスとしてSLレースに追加
Tags: レビュートヨタ自動車GRカート
ShareTweetShare
Previous Post

GRカート初の一般公開!2026年に35~39万円で発売し、2027年にエントリークラスとしてSLレースに追加

野崎 泰佑

野崎 泰佑

フリーランスカメラマンの野崎泰佑(ノザキ タイスケ)です!モータースポーツはもちろん、音楽ライブやスポーツ、スタジオ撮影や動画もお任せください。お仕事依頼はWEBサイト問い合わせフォームや各種SNSのDMからお気軽にご相談ください!

Related Posts

GRカート初の一般公開!2026年に35~39万円で発売し、2027年にエントリークラスとしてSLレースに追加
製品情報

GRカート初の一般公開!2026年に35~39万円で発売し、2027年にエントリークラスとしてSLレースに追加

by 藤松 楽久
2025/10/21
平手晃平が捨てバイザーをレース中にコースに捨てて失格処分【GPR】
GPR Karting Series

平手晃平が捨てバイザーをレース中にコースに捨てて失格処分【GPR】

by 藤松 楽久
2025/10/08
FIAがカートの浮き上がりを防止する新しい安全装置を開発
製品情報

FIAがカートの浮き上がりを防止する新しい安全装置を開発

by Paddock Gate編集部
2025/09/26
DUNLOPが2025年FIAカート選手権KZクラスのタイヤサプライヤーを外される 性能に不満を覚えた選手がレースをボイコット
製品情報

DUNLOPが2025年FIAカート選手権KZクラスのタイヤサプライヤーを外される 性能に不満を覚えた選手がレースをボイコット

by Paddock Gate編集部
2025/07/03
ヤマハ発動機が2027年末をもってカート事業から撤退を発表
製品情報

ヤマハ発動機が2027年末をもってカート事業から撤退を発表

by Paddock Gate編集部
2025/06/18
Please login to join discussion
ADVERTISEMENT

Latest Post

GRカートに初試乗!入門向けカートとしての性能や乗りやすさを調査しました

GRカートに初試乗!入門向けカートとしての性能や乗りやすさを調査しました

2025/10/23
GRカート初の一般公開!2026年に35~39万円で発売し、2027年にエントリークラスとしてSLレースに追加

GRカート初の一般公開!2026年に35~39万円で発売し、2027年にエントリークラスとしてSLレースに追加

2025/10/21
2025 TSUMAGOI GPが11月16日に開催決定!Cadetオープン、MZシニア、ヤマハSS、AVANTIの4クラスを設定

2025 TSUMAGOI GPが11月16日に開催決定!Cadetオープン、MZシニア、ヤマハSS、AVANTIの4クラスを設定

2025/10/21

Category

  • 特集記事
    • GPR Karting Series
    • 全日本カート選手権
      • タイヤ開発戦争
    • Devise
    • Onboard Movies
    • Fight for Podium
    • Turning Point
    • Topics
    • PG Test
    • Race Report
    • Technique
    • Training
    • Phototech
    • Column
    • Public Relations
  • News
    • レース・イベント情報
    • 製品情報
    • サーキット情報
    • ショップ・チーム情報
    • お知らせ
Paddock Gate

Paddock Gate
レーシングカート専門WEBメディア

© 2016 Paddock Gate All rights reserved.

  • HOME
  • 会社概要・特定商取引法に基づく表記
  • プライバシーポリシー・利用規約
  • お問い合わせ
  • プレスリリース申請

Welcome Back!

Sign In with Facebook
Sign In with Google
OR

Login to your account below

Forgotten Password? Sign Up

Create New Account!

Sign Up with Facebook
Sign Up with Google
OR

Fill the forms below to register

All fields are required. Log In

Retrieve your password

Please enter your username or email address to reset your password.

Log In
No Result
View All Result
  • Login
  • Sign Up
  • Cart
  • Home
  • Feature
  • News
  • Premium Content
  • Subscribe
  • Shop
  • Kart Circuit
  • Authors
  • Contact
  • Request

© 2016 Paddock Gate All rights reserved.

Are you sure want to unlock this post?
Unlock left : 0
Are you sure want to cancel subscription?