株式会社トムス(本社:東京都港区、代表取締役社長:谷本 勲、以下「トムス」)は、同社が運営する「TOM’S カートクラブ」において、2025 年度全日本カート選手権 EV 部門シリーズチャンピオンである三村壮太郎選手が、2026 年シーズン後半の「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」へ参戦することを決定しました。
本参戦は、国内ツーリングレースで豊富な実績を持つ HC GALLERY の全面協力のもと実現するもので、選手本人の将来像や挑戦したいカテゴリーへの想いを尊重し、新たな賞典として実施するものです。
選手との対話から生まれた、新たな賞典
2025 年度全日本カート選手権 EV 部門では、シリーズチャンピオンへの賞典として「FIA-F4 フル参戦」を予定していました。しかし、シリーズチャンピオンとなった三村壮太郎選手は、自身の年齢や今後のモータースポーツキャリアを総合的に考慮した結果、賞典を辞退する意思を表明しました。
これを受け、大会主催者である「TOM’S カートクラブ」は、「賞典とは、選手一人ひとりの未来への挑戦を後押しするものであるべき」との考えのもと、新たな挑戦の機会について協議を重ねてまいりました。その中で、「TOM’S カートクラブ」代表の谷本と三村選手と対話を重ねる中、三村選手から次のような想いが語られました。
「フォーミュラカーももちろん魅力的ですが、以前からツーリングカーに興味があり、一度本格的に挑戦してみたいと思っていました。」
この想いに応えるべく検討を進めた結果、HC GALLERY の協力のもと、「TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup」への参戦が決定しました。
「賞典」はゴールではなく、新たな挑戦へのスタート
「TOM’S カートクラブ」が目指す育成は、あらかじめ用意された進路を提供することではありません。選手一人ひとりの目標や将来像に寄り添い、それぞれにとって最も価値のある挑戦の機会を創出することです。
近年のモータースポーツには、フォーミュラカーだけでなく、ツーリングカー、耐久レース、GT カテゴリーなど、多様なステージが存在しています。今回の取り組みは、選手自身が描く未来を尊重し、その実現を支援する新たな育成モデルとして位置付けています。
三村壮太郎選手 コメント
「この度は TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup 参戦という素晴らしい機会をいただき、心より感謝申し上げます。これまで約30年間、レーシングカート一筋で走り続けてきましたが、実は四輪レースへの参戦は今回が人生で初めてとなります。10代の頃、早々にプロドライバーへの道を諦めた後悔が長年ありましたが、今回全日本タイトルを獲得し、今まで縁が無かったと考えていたツーリングカーの世界に挑みたいという想いが湧き上がりました。私の意向を汲み、決められた枠組みにとらわれない新たな挑戦の場をご準備いただいた『TOM’S カートクラブ』の皆様、そして温かく受け入れてくださる『HC GALLERY』の皆様に深く感謝いたします。約30年間、レーシングカートで培った経験の全てを発揮し、新しいチャレンジを楽しみながら、全力を尽くしたいと思います。」
TOM’S カートクラブ(株式会社トムス代表取締役社長) 代表 谷本 勲 コメント
「私たちが掲げる企業理念の一つに、『挑戦の機会をつくる』があります。賞典とは、決められたメニューを提供することではなく、その選手にとって最も価値ある挑戦を後押しすることだと考えており、三村選手との対話を重ねる中で、本人が本当に挑戦したいカテゴリーがツーリングカーであることを知りました。その想いを形にするため、多大なるご協力いただいた HC GALLERY 様には心より感謝申し上げます。今回の取り組みが、モータースポーツには様々なキャリアパスがあること、そして一人ひとりが描く未来への挑戦を支える新しい育成の在り方として、多くの方々に伝われば幸いです。」
HC GALLERY について
HC GALLERY は、モータースポーツへの挑戦機会が限られていたドライバーを積極的に起用し、新たな才能の発掘にも取り組むレーシングチームです。スーパー耐久シリーズや TOYOTA GR86/BRZ Cup をはじめ、国内ツーリングカーレースにおいて豊富な参戦実績を重ねています。
参戦概要
- 参戦カテゴリー:TOYOTA GAZOO Racing GR86/BRZ Cup
- 参戦開始時期:第5大会 9月5日-6日 富士スピードウエイ
- 参戦体制:HC GALLERY
「TOM‘S カートクラブ」の想い
「TOM’S カートクラブ」は、「挑戦する機会をつくる」という理念のもと、モータースポーツを志すすべての人が、自ら描く未来へ挑戦できる環境づくりに取り組んでいます。
今後も「TOM‘S カートクラブ」を通じて、競技支援や人材育成を推進し、日本のモータースポーツ文化のさらなる発展に貢献してまいります。









