GPRを運営する有限会社ユナイテッド(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:松浦佑亮)は、JAFより2027年~2029年の3年間にわたり「全日本カート選手権」および「ジュニアカート選手権」のシリーズ所轄団体として認定されました。これに伴い、2027年以降の全日本カート選手権はGPR運営に一本化され、カテゴリー編成が変化します。
全日本カート選手権が1本化 FS-125がMAXエンジンへ
近年全日本カート選手権は複雑化していました。GPRシリーズで開催される最高峰のOK部門、ラウンドシリーズ2で開催されるFS-125部門とFP-3部門、そしてTOM’S主催のEV部門の合計4カテゴリーがそれぞれに運営されていました。
2027年以降の全日本カート選手権シリーズ所轄団体がGPRに選考されたことで、来年から全日本カート選手権はGPR運営に一本化されます。カテゴリー編成はPROクラス(全日本カート選手権 OK部門)とSENIORクラス(全日本カート選手権 FS-125部門)の2つに絞られました。
PROクラスは現行と変わらず、FIA公認OKエンジンにVEGA XH4/W5タイヤが指定されます。出場資格は14歳以上、ライセンスは国際E/Fまたは国内Aです。
SENIORクラスは使用エンジンがIAME X30からROTAX 125 MAX EVOへと変更されます。SENIORクラスのタイヤはMOJO D5/W5が指定されることで、RMCシニアマックスクラスに準じたパッケージとなります。出場資格は14歳以上、ライセンスは国際E/Fまたは国内Aです。
ジュニア選手権を併催 MINIはエンジンをデリバリー&シャッフル
GPRが主催する新たな全日本カート選手権シリーズにはジュニアカート選手権が併催されます。カテゴリー編成はJUNIORクラス(ジュニアカート選手権 FS-125 Jr部門)とMINIクラス(ジュニアカート選手権 FS-MINI部門)の2クラスです。
JUNIORクラスはROTAX 125 Junior MAX EVOエンジンが指定され、MOJO D2/W5タイヤが指定されます。RMCジュニアマックスクラスに準じたパッケージです。出場資格は11歳~14歳、ライセンスは国際Gまたはジュニア国内です。
MINIクラスは国内初導入となるVORTEX ROK MINIエンジンが指定され、エンジンはデリバリー&シャッフル方式が採用されます。主催者がレースに使用するエンジンを配り、レース期間中にシャッフルされます。タイヤも国内初導入となるVEGA M1/W6タイヤが指定されます。出場資格は8歳~12歳、ライセンスは国際Gまたはジュニア国内です。
シリーズコンセプトは「誰もが憧れ、選ばれた才能だけが集う華やかな舞台」
GPRの発表によると、GPRが2023年より企画・運営を行ってきた「GPR KARTING SERIES」は2026年シーズンをもって終了します。2026年までGPR KARTING SERIESで開催されていたSHIFTERクラスは設定がありません。
2027年シーズンからの新体制では、国内最高峰のカート競技である全日本カート選手権およびジュニアカート選手権を契印し、「誰もが憧れ、選ばれた才能だけが集う華やかな舞台」というシリーズコンセプトを掲げます。これまでの運営ノウハウを集結し、競技活の再構築とブランド力の強化を推進します。
大会フォーマットの刷新
大会フォーマットは1大会2レース制ですが、土曜日1レース、日曜日1レースの2day開催を基本フォーマットとしています。
参加台数により予選ヒートを複数グループで行うなど最適なレース形式を行うことにより、多くのヒートを創出し、選手育成に寄与するとのこと。
運営体制の強化
GPRは株式会社栄光(ROTAX MAXエンジンの輸入代理店)と株式会社日本レースプロモーション(スーパーフォーミュラ選手権の運営会社)と連携し、世界基準の運営体制を構築します。
事務局の一元化はもちろん、レースディレクターやテクニカルディレクターの統一派遣を中心に、GPRがこれまで築いてきた”統一性の有る運営スタイル”を継続して実施します。
株式会社栄光
レース運営力の強化、ジュニアクラスの全国統一、ローカルから選手権への挑戦ルート整備、海外選手誘致の活性化、そしてローカルレースとの規則・ジャッジメント共通化を一体的に推進。
株式会社日本レースプロモーション
カートレースの認知拡大、四輪業界との連携強化、そしてメディアプロモーションの強化を一体的に推進。
PROクラスのプロモーション強化
最高峰カテゴリーであるPROクラスは選手にフィーチャーしたプロモーションが実施されます。
- SUPER FORMULA会場でのPR
- プロモーション映像の製作・配信
- 各種メディアへの露出拡大
などが予定されています。
今後について
正式なクラス編成、レギュレーション、年間スケジュール、エントリー開始時期などの詳細はJAFとの最終調整が進められており、決定し次第案内されます。
代表 松浦佑亮氏のコメント
「この度、2027年シーズンからの全日本カート選手権およびジュニアカート選手権における所轄団体として選出いただきましたことを、大変光栄に思うと同時に、その重責に身が引き締まる思いです。 GPRはこれまで、国内カートレースの環境整備や参加者の裾野拡大に挑んでまいりました。日本のモータースポーツの礎であるカート競技の頂点を預かる立場として、選手・チームの皆様がより挑戦しやすく、世界へと羽ばたける環境づくりに全身全霊で取り組んでまいります。日本のカート界の新たな未来を、関係者の皆様と共に切り拓いていく所存です。」









