昨シーズンは名門チームであるTOYOTA YAMAHA RACING TEAMからKFクラスに初参戦し、第2戦で2位を獲得するなどの鮮烈な活躍を魅せた三宅淳詞。今シーズンは2年目のトップカテゴリーということで昨年以上の活躍を期待された。ところが、シーズン前のテストからチームに新加入した小川颯太の活躍が目立ち、さらに開幕戦では後方集団へと飲み込まれていった様を見たとき、筆者は「今シーズンは三宅にとって厳しい一年になるのかもしれない」と感じた。しかしそんな思いは杞憂に過ぎなかったのだ。前回の本庄大会で2戦連続3位を獲得するだけでなく、第4戦では一時トップを快走してみせた三宅が、次回のフェスティカサーキット瑞浪で活躍しないなんてことがあるだろうか?
Profile
三宅 淳詞 (ミヤケ アツシ)
生年月日:1999年3月17日
出身:三重県
チーム:TOYOTA YAMAHA RACING TEAM
ゼッケン:8
マテリアル:SuperWinforce / IAME / BRIDGESTONE
最近の戦歴
2013年 | 地方カート選手権FS-125クラス ランキング3位 |
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2014年 | 全日本カート選手権FS-125クラス ランキング7位 |
2015年 | 全日本カート選手権FS-125クラス ランキング4位 鈴鹿選手権 X30クラス シリーズチャンピオン |
2016年 | 全日本カート選手権KFクラス ランキング8位 |
前回のレースについて
本庄サーキットでレースをするのは初めてだったので不安はありましたが、レースウィーク初日の木曜日の段階からとても好調でした。タイムトライアルでは6位とあまり良い順位とは言えませんでしたが、調子がとてもいいことはわかっていたので落ち着いてレースをしていこうと思いました。しかし、第3戦では後ろの選手とバトルをする守りのレースとなってしまったのでトップ2に逃げられてしまいました。また第4戦では1位を走る場面もありましたが、第3ヘアピンで4位まで落ちてしまった影響で優勝を逃してしまいました。2戦ともにペースも良く、勝てるチャンスはあったのですが、自分のミスで優勝を逃してしまったことが悔しいです。
次回のフェスティカサーキット瑞浪について
フェスティカサーキット瑞浪は本庄サーキットと同じくスリップストリームがとても効くコースだと思います。タイムトライアル、そしてレースの展開は頭をうまく使って考えながら走らなければならないです。ただ、OK開催コースの中では唯一僕がカデットの頃から走っている場所なので、東のサーキットよりは慣れていると思います。先日行われたテストでは調子は悪くなく、チーム全体としてもいい雰囲気でテストをこなして行けました。
一目置いているライバルや、次戦の強敵
やはり佐々木大樹選手です。タイヤマネージメント力や、どんな状況でもタイムを出しトップ争いに加わってくる勝負強さはさすがだと思います。
次戦への意気込み
去年の瑞浪では好調でしたし、今年の戦績は右肩上がりで来ているので、この勢いを崩さないように次戦は絶対に優勝します!応援よろしくお願いします!