2022年1月31日、JAFは2023年以降のFIA KARTING ACADEMY TROPHYへの推薦について発表を行った(公示No.2022-WEB011)。
YAMAHAが参加費用を支援、FP-Jr上位者から優先
FIA KARTING ACADEMY TROPHYは、世界各国のASN(日本ではJAF)からの推薦を受けたものを対象として行われるレースで、例年CIK-FIA欧州選手権や世界選手権と同時開催される。規定により各国からの参加推薦枠は1名となっており、推薦枠を超える参加希望がある場合は各ASNで選定が行われる。
今回の発表によると、2023年以降のFIA KARTING ACADEMY TROPHY参加推薦について、下記の通り取り扱われる。
- 応募要件を満たしており、且つ前年のジュニアカート選手権FP-Jr部門の総合順位上位者を優先する。
- 上記1.に基づき選定された選手に対して(上位者が辞退の場合は順送り総合順位3位の者まで)、ヤマハモーターパワープロダクツ(株)が「FIA KARTING ACADEMY TROPHY」の翌年の参加費用の支援を行う。
またYAMAHAによる推薦者への支援内容は以下の通り。
- 該当選手と同行者(エントラント代表もしくはエントラント代表に指名された成人)の2名に対し、翌年の「FIA KARTING ACADEMY TROPHY」参加費用(公示で定められたエントリー代、ヤマハモーターパワープロダクツ(株)手配のエコノミークラス往復航空券支給、宿泊代、レンタカー代)の支援を行います。
- 推薦された「FIA KARTING ACADEMY TROPHY」に参加することが条件です。
- 宿泊代、レンタカー代については、ヤマハモーターパワープロダクツ(株)がみなしで算出した金額でのお支払いとなり、国内移動経費は除きます。
つまり2022年のジュニアカート選手権FP-Jr部門でランキング上位を獲得したドライバーは、優先的に推薦枠を獲得できる運びとなった。