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Home 特集記事 Race Report

全日本FP-3に挑戦!初の神戸スポーツサーキットでシリーズポイント獲得!

藤松 楽久 by 藤松 楽久
2022/06/01
in Race Report
0
全日本FP-3に挑戦!初の神戸スポーツサーキットでシリーズポイント獲得!
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初走行の神戸スポーツサーキットを徐々に攻略していき、土曜日に車はそこそこの仕上がりを見せていましたが、いかんせんあと一歩の速さが足りない…。

というところまで前回の記事でお話しました。今回は日曜日のレース本番について書いてきます。

全日本カートFP-3に挑戦!未経験の神戸スポーツサーキットを攻略せよ

初の全日本FP-3、レース本番に突入!

公式練習で新しいセットにトライ

さて、日曜日になったので、昨日の夜に兵庫の地酒をちびちび呑みながら考えたセッティングにしてみます。と言ってもフレーム側は一切触らず、これまで一度も試していない、思いっきり小さいドリブンスプロケットをつけるだけ。インフィールドセクションは土曜日の発見によってかなり良くなったのでコーナー立ち上がりにほぼ不満はないのですが、中高速の伸び感にイマイチ納得がいかなかったからです。テクニカルセクションが連続する神戸スポーツサーキットなのでレースで小さいギアを使うのは難しいですが、TTぐらいまでなら行けそうな気がしないこともないので、まずは公式練習でテストしてみます。

日曜日も晴天に恵まれました

FP-3の場合公式練習はタイヤがフリーなのですが、本番用を除けば手持ちで一番状態の良いタイヤは昨日丸一日使ったタイヤなので、当然それを公式練習で投入。何人かのドライバーは新品タイヤを入れていましたが、僕は車がきちんと動いていることと、ギア比の感触だけつかめれば良いので問題ありません。

結果的には22台中15番手、トップからコンマ5秒落ちとまぁパッとしないタイム。しかし昨日までトップからコンマ2~3秒落ちでしたし、ましてや新品タイヤと中古タイヤの差があるので意外と悪くないような気もします。ギアが小さい分だけ立ち上がりが苦しいですが言うほどでもなく、新品タイヤのグリップがあればカバーされそうな具合で、かつ直線の伸びが良いです。車の動きも昨日に続いておおよそいい感じなので、TTはこれで行ってみることにします。

爆死のTT

ところがTTが始まった瞬間に異変に気が付きます。あからさまに土曜日の朝一発目、新品タイヤを投入したときと同じフィーリングです。新品タイヤのグリップ力を全く活かしきれていないこの感触…。その対策を昨日施して成果が出たはずなのですが、やはりまっさらな新品タイヤを履かないことには再現できなかったようです。ちなみにこの現象の解決策は、翌週行われた安心院のレースで見つけました。

めちゃくちゃフィーリングが悪いとは言え、とりあえずタイムを出さないことには話になりません。ですが位置取りが悪く前も後ろも詰まり気味、完全にトラフィックパラダイスです。後ろも結構な台数が連なっているので、一度低速走行して場所を変えるのもそれなりに時間がかかりそうですし、どこかの誰かのように進路妨害したとか言われたらたまりません。仕方がないので微妙にペース調整をして前方との間隔を開けてアタック開始。グリップ感の無さと下げたギア比のダブルコンボでタイムが出る手応えは全くありませんが、それなりに一周をまとめ上げ、「現状これがベストだな」と思った次の瞬間、前方のドライバーが大きくミスって一気に差が詰まってしまいました。これで僕のアタックはおじゃん。もちろん位置取りやセットをミスった僕が悪いのです。

結果はトップからコンマ6秒落ちの19位と見事な爆死っぷりを披露。即スプロケットを元に戻したことは言うまでもありません。

予選:サバイバルレースを生き残り順位アップ

過去のレースを見てみると、神戸スポーツサーキットは若干抜き差しが難しいためかレース1周目にクラッシュが発生しがちなようです。幸いなことに(?)僕の後ろには3台しかいないので、序盤は前方のクラッシュを避けて慎重に行く作戦で行きます。

スタート直後に1台吹っ飛んでいったのを横目にイン側を死守して2コーナーに突入します。しかし目の前のドライバーがここでまさかのハーフスピン。内側はグラベル、外側にはライバル車がいたため、成すすべなくTボーンクラッシュしてしまいます。どうにか内側から抜けることができたものの、ほぼほぼ一時停止してしまったので前方とは大きく差が開いてしまいました。作戦とは一体何だったのでしょうか。「あぁ終わったな…」なんてこの瞬間は思ったのですが、次のS字で何故か僕と目が合ったドライバーがいたり、今にも止まりそうなマシンがいたりとコース上は既に死屍累々。もしかしてこのヒート、完走さえすれば勝手に順位が上がるのでは…?ただこの時点で既にフロントカウルがずれてしまっていたので、+5秒のペナルティを受けることは確定です。

人生初のフェアリングペナルティでした

ひとまず走行を続けていると、なんだか妙に自分のペースが良いことに気づきます。前方の3台の集団に見る見るうちに追いつき、着実に1台づつパッシング。残り1台でこの集団のトップという段階で、上位集団の4台がクラッシュしたため順位が一気に上がります。この時点で予選ヒートは後半戦に突入していました。ところがこのあたりからタイヤがタレてきたためペースダウン。どうにかバトルに持ち込みはしましたが、自分のミスもありそこから順位を1つ落としての11番手フィニッシュ。フェアリングペナルティがあったため、予選結果は一つ順位を下げての12位でした。

ちなみに前半のペースが良く、後半でタレた原因は、タイヤのエア圧を本来の設定よりも少し上げ気味に設定したためです。オープニングラップでの接触で前半のスピードを活かしきれなかったことは勿体なかったです。また予選とはいえ16周の周回数は、SL神戸シリーズの決勝ヒートより1周多いので、僅かではありましたが上げ気味のエア圧だと苦しい部分が出てきてしまうことも確認できました。

決勝:辛くもポイントゲット!

決勝は22台中12番手スタート、つまり集団ど真ん中なので、とにかくスタート直後はクラッシュに巻き込まれないように注意せねばなりません。マシンは各部のボルト・ナットをきっちりトルクチェック、26周の長丁場に合わせてタイヤの空気圧もしっかり調整。今持てる範囲でやれるだけのことはやりました。あとはTOP10を目指し走り切るのみです。ただ後方からは予選でストップしたペースの良いドライバー達がいるので、そちらにも注意が必要です。

後方のメンバーが濃い

ゆっくりとローリングが行われ、いよいよ決勝レースがスタートしました。案外早いタイミングで隊列が加速し始めたので一瞬遅れそうになりましたが順位は死守、5コーナーで1台パスし、更に6コーナーでのスピン車両を避けたことで10番手に浮上しました。前にいるのは先程の予選でバトルしたメンバーなので、まずは彼らについていくことを考えたのですが、予選と違ってなんだかやたらと彼らのペースが良いです。一体この数時間の間に何をしたんだろう…。

更に後ろをちらっと見ると、明らかに速そうなドライバーが連なっています。後ろから一気に攻められるのは困ります。抜けないコーナーでわざとスピードを落とし彼ら同士のバトルを誘発させてみたところ、接触でもあったのかうまいこと後方がバラけた様子です。これで少し時間が稼げました。とは言え自分のペースが良くないことには変わりありません。後方から追い上げてくる速いドライバーたちはある程度素直に前を走らせ、彼らに引っ張ってもらうことにします。

ペースの良い2台に抜かれ順位を落としましたが、中盤に差し掛かると逆に前方から落ちてくるドライバーも現れ始めました。先程前にいかせたドライバーが落ちてきたドライバーとバトルするのに便乗して、僕も2つ順位を上げることに成功。ちょうどパッシングしたいポイントで後少しが届かない感じだったので、周りが作る展開をうまく利用しながらポジションを確保していきます。ただ根本的にスピードが無いので、後方から追い上げてきたドライバーにパスされ、さらに先程便乗して抜いたドライバーが攻めてきました。明らかにビタビタにつけられているのがわかったので2コーナーでブロックしたのですが、そのさらに内側に入られ12番手にダウン。あのパッシングは敵ながらあっぱれでした。

レースも後半戦に入りました。周りを見渡すと全体的にレース展開はかなり落ち着いてしまった様子で、予選のような棚ぼた順位アップは期待できません。後方とも距離があるので、残り周回をどうにか前に食らいついて行くほかありませんが、じわりじわりと離されてしまいます。もう届かないなと思っていたある時、前のドライバーが大きなミスをしたのか急激に距離が縮まりました。これがラストチャンスです。ここぞとばかりに余力を振り絞り、あと一歩でインを刺せる!というところまで行きましたが…、スピードが復活した彼に再び離されたところで、26周の決勝ヒートが終了しました。

26周を無事に戦い抜けてほっとしました

着順としては12位でしたが、前方で一台フェアリングペナルティがあったため、正式結果では11位。ギリギリですがシリーズポイントを獲得しました。

悔しさ・楽しさ・新たな収穫のあった週末

当然のことながら11位という結果には満足しておらず、正直とても悔しいです。たしかに前週に「TOP10に入れば御の字」と感じて、実際11位という結果だったので、これが僕のこの時点での実力だったと思います。

ただ一方で初走行のサーキットに対して効率的かつ着実に攻略できたことは大きな収穫でした。これは僕が週末に向けて作戦を立てたこともありますが、

  • PAROLINのシャーシがセッティングやドライビングの変更に対し確実に反応してくれた
  • TripleKの駆動系によるトラブルフリー
  • チームやメカニックの強いバックアップ

ことも大きな要因です。シャーシの反応がハッキリとしていたので、セッティングの良し悪しを素早く確認してPAROLINの長所を引き出すことができました。練習からレースまで何台ものマシンがチェーン脱落でストップしていましたが、TripleKのスライドマウント×フローティングハブのお陰で、合計4日間のセッション中に一度も止まることがありませんでした。チームやメカニックは外の視線から状況を正しく判断してくれたので、現状で持ちうるベストのパフォーマンスを引き出すことができました。またライバルでありながらも僕に神戸スポーツサーキットの走り方を教えてくださった方々にも大変感謝しています。

「未経験のサーキットでレースする」ということは、そう多く体験できるものではありません。それを自分自身もマシンも仕上がりきっていない段階で、ハイレベルな全日本カート選手権に参戦するのは少々無茶だったかもしれません。しかし新しいサーキットを走るために普段以上に多くのことを模索し、試行錯誤を重ねたことで、ドライビングテクニックの向上はもちろん、各マテリアルに対する理解度も一気に深まりました。とても良い経験ができましたし、何よりこの週末がとても楽しくて仕方がありませんでした。今回の経験を生かして、読者の皆様へより有意義な情報発信を行っていく所存です。今後ともよろしくお願いいたします。

オンボード映像

土曜日の練習走行で撮影したオンボード映像をYouTubeにて公開中です。

当日のセッティング

この当日のセッティングをこちらの記事にて配信中しています。

PAROLIN×神戸スポーツサーキットのセッティング【2022全日本カートFP-3】
Tags: 全日本カート選手権神戸スポーツサーキットFP-3PAROLIN
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藤松 楽久

藤松 楽久

Paddock Gate 編集長。2010年に全日本カート選手権Super KF部門に出場。レーシングカートをもっと盛り上げるべく、マニアックな視点から情報を発信していきます。

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