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Home 特集記事 Race Report

第46回SL全国大会に参戦!KT使いの猛者が集うYAMAHA SSクラスに挑戦しました

藤松 楽久 by 藤松 楽久
2022/10/28
in Race Report
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第46回SL全国大会に参戦!KT使いの猛者が集うYAMAHA SSクラスに挑戦しました
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今年レーシングカートに復帰した僕ですが、一つの目標がありました。それは「SL全国大会に出場する!」というものです。実は僕、幼少期からSLレースに慣れ親しんできたカーターではあるのですが、SL全国大会にはこれまで一度も出場したことがありませんでした。今シーズン出場しているソニックパーク安心院シリーズYAMAHA SSクラスはSLレースなので、せっかくなら全国大会に出てみたいなぁと思っていたのです。ただ色々あって全体的な成績はイマイチなのですが…。

とは言えこの第46回大会は化粧直しを済ませた鈴鹿サーキット国際南コースで行われます。予想される参加台数もめちゃくちゃに多いのでエントリーの時点で予選落ちするかなと思いながら申込みをしてみたら、無事に出場資格をゲット。いざ往かん、KTの猛者が集う決戦の地へ。

第46回SL全国大会に参戦します

261台が集結した第46回SL全国大会

この第46回大会にはなんと日本全国から261台がエントリー。その中でも僕が出場するYAMAHA SSクラスには開催クラス中最大となる67台が集まる大盛況となっています。とは言えこれはSLの名の通りスポーツ&レジャーな大会。いくら土日の2Day開催とは言え皆さんお仕事もあるでしょうし、僕も都合があるので金曜日にコースに入ることにします。

な~んて考えていたのに、レースウィークの木曜日から凄まじい台数が走っているらしく、すでに1クラスあたり1日3回しか走行セッションがないとか。特別スポーツ走行の値段が決まっているのに走行回数が人数に合わせて変動するシステムは毎度おかしいと思うのですが、この様子だと金曜日も3本しか走れないことは確実です。土曜日も1回しかフリー走行が無いので、週末の組み立てを考え直さねばなりません。

金曜の朝にコース入りして準備しました

練習走行:11年ぶりの鈴鹿でKT

鈴鹿南コースは様々なカートで走ったことがあるのですが、ハイパワーマシンで走った経験はたくさんある一方でKTを積んだカートで走ったことは1回しかありません。それも確か2011年に行われたトニーカートジャパンカップというイベントのときで、コースサイズに対してパワーが低いので結構難しいなぁと思った記憶があります。11年も前なのではっきりとは覚えてないですが…。

その記憶と8月に走ったときの印象を元に軽くセットアップしたマシンでコースイン。まずはKTのスピード感に慣れることから始めようと思ったのですが、SLタイヤだけが200台以上走っているせいか先日と路面の感触が全く違うことが気になります。またドライビングも少しブレーキを効かせすぎなのと、脱出速度を重視したライン取りに修正する必要がありそうです。

シャフトなどを変更して2本目の練習走行に挑んだのですが、まさかのマシントラブルで1周も走れず。これは完全に自分の整備ミス。久々のやらかしだったとはいえ、このタイミングでっていうのは情けなかったですね…。というわけで早くも金曜日最後の練習走行へ。セッティングを変えた車の動きはまぁまぁ悪くはなく、ドライビングもやるべきことがはっきりわかってきました。

ただ、なんていうか、こう……、

明らかに遅い……。

特にコーナーの立ち上がり~中速までがやたらと遅いのですが、色々チェックしてみてもこれという原因が掴めません。何らかのセッティングやドライビングで劇的に解決されるビジョンが全く見えず、早くも手詰まり感があります。うーん、どうしたもんだか。

悩みながら一晩を過ごし迎えた土曜日は1本しか練習走行の設定がないので、この後行われるTTを想定してアタック開始。ちょっと想定より早いタイミングでベストタイムが出たのは気になりますが、あとはどうにかするしかありません。

タイムトライアル

YAMAHA SSクラスは67台のエントリーがいるためA・Bグループに分けてタイムトライアルから予選ヒートまでが行われます。僕はAグループに振り分けられました。今回のSL全国大会は、5分間の公式練習の後にそのまま5分間のタイムトライアルが始まるスタイルとなっています。

先程の練習走行で早めにタイムが出たのが気になりつつも、過去の経験からちょうどいいタイミングまで待っても良かった覚えがあまり無いので、スタートと同時にコースイン。33台が同時に走ることもあり、良い位置取りのためにもゆっくりとタイヤを温めながら準備を進めます。そしてバッチリタイヤが温まったところで計測開始。前後ともに適度に間隔が空いており、これだと1~2周は確実にクリアラップが取れそうです。

…と思ったのもつかの間、なんだか割と早いタイミングで次から次へとパッシングされます。どうみても僕がめちゃくちゃ遅いのです。

とりあえず後ろにたくさん連なっていた集団に譲り再アタックしたのですが、こちらも同じくパッシングされて失敗。やばいこのままではまともなタイムが残せない。5分のアタック時間は刻一刻と消化されていくのに、あまりに遅すぎて逆にクリアが1周も取れません。どうにかこうにかラスト1周でタイムを残せましたが、結果はグループ31位、タイムはトップから1秒落ちでした。

遅すぎて凹みます

走行後ロガーを確認したところ、仮に完璧なアタックが出来たとしてもあとコンマ1秒上がったかどうかという解析結果に。アタック中も周りを観察し走りを試してみたりしましたが、とてもここから劇的にタイムが改善される様子はありません。まじでどうしよう……。

セッティングを大幅変更

このままだと最下位争いが確定なので、どうにかセッティングで立ち上がりの遅さをごまかすしかありません。チームメイトや出場している友人に相談して対策を考えた結果、今まで少し寝かしていたシートを立て、背中にパッドを一枚入れて重心位置を前方に移動。とにかくリアを軽くしたいので2ベアにして、でもトラクションは抜けないように一工夫しておきます。

とりあえずこれを日曜朝のフリー走行で試した結果、問題の部分に関しては多少の改善がみられ、わずかながらにタイムも更新。また走行中に身体を動かしてみたところ、もっと前乗りでもイケると感じたので、さらにシート位置を前方に移動させます。今までこんなに前にシートを付けたことがないので何が起こるかわかりませんが、予想される弊害に合わせてフロント周りも微調整。ちょっとした期待も盛り込んで予選ヒートに挑みましょう。

今どきジュニアでもこんなに前に付けない

予選ヒート

予選ヒートは8周しかないのですが、ここで17位以内に入れないとディビジョン2行きです。TT31位のくせにディビジョン1に行く気まんまんでお昼ごはんを用意していないので、空腹を避けるためにも頑張らねばなりません。大きく前に出したシート位置の動きをフォーメーションラップ中に軽くチェックしますが、意外と問題なく乗れそうです。

そしてレーススタート。スタート直後から複数台のパッシングに成功し、さらにクラッシュなどを避けることで順調に順位が上がっていきます。序盤はマシンの優位性があるようで、後方を少し離してポジションキープ。とは言えこれ以上のスピードはないのでどうしようかなぁと思っていたら、中盤から前方の3台が激しいバトルを開始してくれました。おかげでじわじわ前に追いついてきたので、漁夫の利での順位アップを期待しながらパッシングの機会を伺い、2台のパッシングに成功。その直後からどうにか順位を維持しようとしましたが、最終的にはグループ25位でディビジョン2行きが決定しました。

しかしこんなに重心位置を変えても普通に走るということがわかっただけでも収穫です。PAROLINに乗り始めたときから思ってましたが、トラクション性能の高さには驚かされます。マシンはちょっとした課題もあったのでそこだけ修正して、ディビジョン2の決勝ヒートに向かいましょう。

Div2決勝ヒート

チームメンバーがグリッドに駆けつけてくれました

運良く出店でカレーを食べることが出来たので、短い昼休みでも空腹は回避できました。というわけでディビジョン2決勝は16番手からスタート。さっきは31番手スタートだったことを思うとずいぶん順位が上がったような気すらしてきますね。周回数は少し短めな12周ですが、全力で楽しみましょう。

少し速いローリングからのレースがスタート。ぐっと詰まった各車の間隔を切り抜けオープニングラップで順位を3つアップしました。予選と同じく序盤のペースは悪くなく、ベストタイムが速い相手にしっかりくらいついていけます。しかしそれもみんなのタイヤが温まるまでの話。2~3周が経過すると徐々に苦しいレースになってきました。

1台ずつ来られる分にはまだ対処のしようがあるので、なんとか猛追を防ぎながら6周目ぐらいまでは13番手をキープできましたが、複数台で来られると完全にお手上げ。どんなに順位を守ろうとしても立ち上がらなさすぎて右から左からバコバコ抜かれます。バックストレートで2台に左右から挟まれながら抜かれた時はちょっと泣けてきました。まじでどうすりゃいいの。

ダレカタスケテ

そうして大きく順位を下げた終盤戦、先程僕をパッシングした一台のペースが徐々に悪化しているのが見て取れました。あれだったらギリギリどうにかできるかもしれない。順位を上げられるラストチャンスです。鈴鹿のコースレイアウト特性から最終ラップまで待ちたいところですが、後ろも迫っているのでそうも言ってられません。どうにかこうにかラスト2周で追いついたのでパスしますが次のコーナーで抜き返され、ファイナルラップに突入しました。

残された機会はあと僅か。一瞬のすきをついてヘアピンでパッシングに成功し、相手のラインをきっちり押さえます。残すは最終コーナー。立ち上がりを考えると悩むところですがブロックラインで飛び込み、その後は最短距離でチェッカーを目指します。左右から後方のマシンが迫り3ワイドでホームストレートに入ると、わずか0.075秒差で先にゴールラインを通過し、どうにか20位を獲得!

…つ、疲れた…。

SLカーターの熱量の高さ

というわけで僕の初めてのSL全国大会はYAMAHA SSクラス ディビジョン2 20位というしょっぱい結果に終わりました。正直鈴鹿サーキット×KT100という組み合わせでレースすることに対しての準備不足は否めませんでした。後から思えばこういう選択肢もあったかもしれない、練習走行であれを試すべきだったかもしれないという気づきもあり、限られた時間で戦うことの難しさを改めて痛感しました。まぁ金曜日にメカトラしなければ試すつもりの物もありましたが…。

しかしこのレースで何よりも驚かされたのは、日本全国から集ったSLカーターたちの熱量の高さ。単純に遠方から参戦してるだけでもすごいことですが、このレースに向け参加者全員が多くの練習を重ね、エンジンもシャーシも走りもしっかりと仕上げてきていることは金曜日に走り始めた瞬間からわかりました。誰もが一歩間違えばディビジョン2行きという緊張感の中でレースすることももちろんですが、超ハイレベルな猛者たちと共に走ることで多くの学びがあり、参戦してよかったなと強く思いました。レース中はひたすらしんどかったけど。

しかしまぁ・・・悔しいですね・・・。

Tags: 鈴鹿サーキット国際南コースSL全国大会SLレースPAROLIN
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藤松 楽久

藤松 楽久

Paddock Gate 編集長。2010年に全日本カート選手権Super KF部門に出場。レーシングカートをもっと盛り上げるべく、マニアックな視点から情報を発信していきます。

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