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Home 特集記事 GPR Karting Series

プロドライバーが自費でレーシングカートレースに出る理由

Paddock Gate編集部 by Paddock Gate編集部
2024/08/28
in GPR Karting Series, Topics
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プロドライバーが自費でレーシングカートレースに出る理由
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近年ではスーパーGTやスーパーフォーミュラなどに出場するプロフェショナルなレーシングドライバーたちが、レーシングカートのレースに出場する場面が目立ってきた。平良響や佐藤蓮といった比較的若手のドライバーはもちろん、中堅やベテランのドライバーたちもカートレースに参戦し、現役カートドライバーたちと真剣勝負を繰り広げている。

普段はチームやスポンサーからお金をもらって走っている彼らだが、カートレースに関しては自らお金を支払って走っているケースがほとんど。なぜ彼らは自腹を切ってまでカートレースに参戦するのか?カートレースに出場することで、彼らは何を得ようとしているのか?2024 GPR 第5・6戦 Shifterクラスに出場した、松田次生選手と松下信治選手からその真意を聞き出そう。

左:松田次生 右:松下信治

プロドライバーがカートレースに出場する理由

―松田選手と松下選手はどのような理由でカートレースへの参戦、それもミッションカートであるShifterクラスへの出場を決めたのでしょうか?

松田―きっかけはスポンサーの方からマシンを譲り受けたことです。ミッションカートに乗ってみるとすごく面白くて、さらにトレーニングになると思いました。このRok Shifterクラスは鈴鹿選手権とGPRの2つのシリーズがあると聞いて、せっかくレースがあるなら出てみたいなと。さらにGPRならノブ(=松下信治)も出ていますし、去年はケイ・コッツォリーノも出ましたよね。また単にフィジカルのトレーニングになるだけではありません。GTの場合は乗る時間が限られていて、レース数も決まっています。やはりレースに出ることでメンタル面でも色んな意味でもいい勉強になるなと感じました。

松下―自分の場合はそもそもやり始めた理由が、レースにしか無い緊張感を得るためでした。アスリートなら誰しもが感じるであろう試合にしか無い緊張感が、レースの直前には必ずヘルメットの中にはあります。これはテストでは味わうことができません。GTやSFはレース数が少ないので、この緊張感をもっと得たいと思いました。またShifterを選んだのは体力面で一番厳しいクラスだからです。この2つを可能な限り得る場所としてGPRを選びました。ここには若い選手もたくさんいますし、自分のプライドもあるので負けられないなという気持ちになります。さまざまな刺激があり、自分が現役カーターだった頃には気付けなかったことを発見できたりと、学びがあります。

松下信治「原点のカートレースに出場する価値」

―松田選手はカートレースに出るのは何年ぶりですか?

松田―全日本カート選手権に出ていたのが18歳ぐらいまでで、それ以降にちゃんとしたレースに出場したことは多分ありません。もちろんレンタルカートに乗ったりするのはありますが、全日本クラスのちゃんとした上位カテゴリーは18歳以来のはずなので、27年ぶりかもしれません。昨日はウエットタイヤを使ったんんですが、今のカートのウエットタイヤってこんなにかっこいいパターンなんだ!とびっくりしました。それぐらい久しぶりです。

―松田選手はオートパラダイス御殿場で行われているGTカート部の活動で、KFエンジン(※2016年までの全日本カート選手権最高峰カテゴリーエンジン)にハイグリップタイヤの組み合わせで走っていますが、GTカート部だけではトレーニングとして不足しているのですか?

松田―マシンの違いもありますが、GTカート部はウエイトを揃えたりしていないので、体重の軽いドライバーが有利で必ず勝ちます(笑)。僕は体重が一番重たいので不利。Shifterクラスは設定重量が重たいので、なんとか自分の体重でも乗れるクラスなんです。

―トレーニングジムなどで体を鍛えたりしていると思いますが、ジムでのトレーニングと、カートや四輪など実際の乗り物に乗るのは違いますか?

松田―全く違います。ジムトレーニングは体だけを鍛えます。対してレーシングマシンに乗る時は、目と反応速度と運転している感覚が組み合わさっていくので、ジムトレーニングでは鍛えられないところがあります。シミュレーターもまたちょっと違うんですよね、あれはどれだけでも乗れてしまうので。でもカートの場合は体を積極的に使った操作もありますし、レースでしか味わえない緊張感もあります。シミュレーターのレースはぶつかってもリセットできますが、実車ではそうはいきません。カートの場合は僕でも自腹で費用を払って参加しているので、一生懸命に無駄にならないように、真剣に取り組んでします。

カートレースにかける費用

―お二人はどれぐらいの頻度でカートに乗っていますか?

松田―今年は1月に鈴鹿で走ってから、スケジュールが合わずに走る機会がありませんでした。ようやく走れたのが6月のGPRテストデーでした。なので体力を戻すのにいっぱいいっぱいで、首がきついです(笑)。

松下―自分はレースウィークだけでテストは乗ってないです。お金がかかるので(笑)。松田さんともさっき話してたんですけど、カートって本当に高いです。今までは親やスポンサーがいてやってたから気づかなかっただけかもしれませんが、いざ自分でやってみたら高くてびっくりしました。セッティング変更でシャフトを変えたいけど、買うと5万円で、いや~どうしようかな~、もしかしたらレースでは使わないかもしれないし…って思いながらやってます。その分レースウィークに集中してパフォーマンスを上げるようにしています。

松田―ノブは去年から出てる分データがあるので良いですが、僕はそれがないので一から組み上げるのが大変です。今日もノブにどのパーツを使ってるのか聞いて、もっと硬いシャフトを入れてるの!?とかびっくりして、それを買うのはなぁ・・・といろいろ悩んでます。

松下―いや次生さんはお金あるじゃないですか(笑)。GT-Rいっぱい持ってるじゃないですか(笑)。

松田―いやいや、GT-Rを売ればお金にはなるだろうけど、売ったら二度と買えなくなっちゃうから。それに費用も結構馬鹿になりません。今回はタイヤは5セットって決めて、そこの予算は付けたんですけど、セッティングパーツはまた別ですし、レース前にエンジンOHもしてます。色々試している分だけやはり発見もありますし、今のカートはこういうセットアップをするんだ、昔と考え方が違うんだと気づきがあります。若い子もたくさん走っていますが、現役カーターといっしょに近いタイムで走れるっていうのが、45歳になった今でも引退しなくていいのかなとホッとします。

―松田選手は走りを見ていると、まだ懐かしの走り方をしているように見えます。ドライビングやセットをレースに向けて修正していくイメージはできていますか?

松田―乗り方は研究しているのですが、一人だとどうしてもタイミングが上手く取れなくて難しいです。またセットも、本当はノブのセットを真似したいけどそこまで予算は無いし、とりあえずできるところまでやろうかと思っています。来年また出場することになったら、そのときに予算を作ってやろうと思います。今回はそこまでしなくてもまだ乗り方でタイムを詰められると思うので、残りのセッションで修正していきたいと思っています。

―松田選手は今回スポット参戦ですが、松下選手は今年は全戦出場しますか?

松下―多分出ると思います。SFがあったら出れなかったんですけど、無くなったので。なのでチャンピオンを目指します。出資してる分回収しないと(笑)。

松田―チャンピオンになったら100万円もらえるんだっけ?2大会分もらえるなら大きいよね。

今のカートの若手選手について

―松下選手は去年からGPRに出場していますが、若手選手を見てどう思いますか?

松下―若手選手と比較したときに、意外と自分自身の能力が悪くないなと思います。僕がカート現役だった頃のほうが今より絶対速いと思いますが、今の若くて速い子達と肩を並べられてるのは悪くないなと。ただ厳しい言い方をすれば、今のカートのレベルが10年15年前と比べてどうなのかな?と思うところはあります。しかし僕も決して手を抜いているわけではなく、かなり頑張って今のスピードを発揮しています。今以上の力を発揮できるような部分を見つけていかないといけないので、彼らもそういう努力が大切なのではないかと思います。

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