国内のカート用サーキットでレーシングカートが出せるスピードなんてせいぜい120~130km/hぐらいだ。300km/h以上のスピードが発揮されウィングの端が少し欠けただけで操縦性に大きく影響すると言われるF1などと違い、速度域の低いレーシングカートでは空力の影響は極めて少なく、もし関係するのであればまずはドライバーがタイツのようなピチピチ・ツルツルのスーツを着るべきだろう。
ところがそんな空気の流れを大真面目に考えてか、フロアパネルの形状に工夫を凝らしてきたチームがあった。ADVAN HIROTEXだ。