マシンに見慣れないものが付いていると気になって仕方がない。特にサイドブレーキのような明らかに異質なものが付いていると、誰だって違和感を覚えるはずだ。 <img class="aligncenter size-full wp-image-3976" src="https://paddock-gate.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/IMG_0522.jpg" alt="" width="700" height="467" /> TEAM WOLF武井遥斗のマシンのシート左側からニョキッと生えるそれの見た目はかなり短めのサイドブレーキ。しかしもちろんこれはブレーキレバーなどではなく、ラジエーターに付属しているもの。KOSMICに搭載されていたTECNO NEWラジエーターは、このレバーを使ってラジエーターに流れる水量を手動でコントロールできるのだ。 <img class="aligncenter size-full wp-image-3977" src="https://paddock-gate.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/IMG_0523.jpg" alt="" width="700" height="467" /> レバーを操作するとラジエーター裏面のバルブが開き、ラジエーター本体とバイパス水路に流れる冷却水の量を調整できる。暖気するときはラジエーターへの水流をシャットダウンすればより早い時間で水温が上昇するのは当然として、走行中にレバーを動かすことで水温の微調整も可能だという。確かに、ラジエーターシャッターやカバーが全く不要でかつ任意の水温コントロールが可能というのは画期的、そして構造や取り付けがシンプルなのも素晴らしい。でも、普通のサーモスタッドで機能としては十分ではないだろうか…?ちなみに、SUGOでは実戦投入されていたが、本庄では使用していなかった。 <img class="aligncenter size-full wp-image-3978" src="https://paddock-gate.com/wp/wp-content/uploads/2017/06/IMG_2662.jpg" alt="" width="700" height="467" />