2017全日本カート鈴鹿 OK第9戦決勝

OK第9戦決勝は10時ちょうどからスタート。台風22号接近により天気は雨だが、スタート時点では小雨が降っていた。また直前まで全日本FS-125クラスの予選をしていた影響で路面上の水量は比較的少ない状況で、昨日のタイムトライアルAグループのコンディションに近い状態に見えた。

いざレットシグナルが消灯すると、ポールの#9佐々木とその真後ろの#8三宅が一気に加速。2番手スタートの#5高橋は若干遅れたことに焦ったかバトルに巻き込まれたかコースアウトしてしまい、その後再スタートしたが隊列からは大きく遅れてしまった。また3コーナーでも複数台が絡むクラッシュが発生、S字を立ち上がり25Rに最初に進入したのは#13三村だった。その後ろには#20澤田、#9佐々木、#3名取が続き、第二集団は#6大草、#8三宅、#17野中、#23環となる。2周目には#3名取が#20澤田をパスし、さらに3周目には#9佐々木が#13三村を1コーナーでかわす。#13三村はここで若干遅れたか、その周回のヘアピンで#3名取にインをつかれそうになった。トップを行く#9佐々木は後方を徐々に突き放し、また5周目の1コーナーでは#3名取が#13三村をかわし2番手に立った。さらに第二集団を抜け出してきた#8三宅と#20澤田がトップ集団に追いつき、#8三宅が#13三村を最終コーナーでパス。#13三村はかなり苦しい様子で6周目には#20澤田や#2朝日にもパスされてしまい、さらにそこに#17野中も迫り、7周目の最終コーナーで#13三村は7位まで後退した。その後ろ8番手には#85佐藤が上がってきているが、さほどペースが速くないように見える。序盤に第二集団の先頭を走っていた#6大草も苦しそうで徐々に順位を下げており、やはり雨量が少ない状況ではYH勢が厳しいのか、そう思われたまさにその時に雨脚が強くなってきた。10周目、#9佐々木、#3名取、#8三宅はそれぞれほぼ単独状態となっていたが、#2朝日を先頭とする4番手争いはつかず離れずの状態。ただ最終コーナーで#17野中が#20澤田をパスし、4番手争いは#2朝日、#17野中、#20澤田、#13三村の順となった。徐々に増加する雨量のおかげか、全体的にBS勢とYH勢のペースが上がってきているようだ。14周目には#17野中が#2朝日を最終コーナーでパス、クロスラインをとった#2朝日だったがわずかに届かず5番手に落ちた。#13三村は#20澤田をかわし6番手に浮上、さらに#20澤田の後ろには#24宮下が追いつき、16周目の1コーナーで#24宮下が7番手に立った。#9佐々木はトップに立つと2番手以降を引き離しリードを築いていたが、13周目あたりから#3名取がペースアップし徐々に追いついてきた。タイム差を見てか一時はペースを上げてタイムギャップを広げようとした#9佐々木だったが、18周目には#3名取が完全にロックオン。そのまま25Rで一度顔をのぞかせるようにインを刺し、そしてヘアピンで完全に前に立った。#9佐々木はトップを取り返そうと最終コーナーで刺し返えしたが、#3名取はすかさずクロスラインをとり、そして続く1コーナーでトップの座を確保した。激しいトップ争いから大きく遅れて#8三宅、さらに遅れて#17野中と#2朝日、その少し後ろに#13三村、#24宮下という構図。#17野中は若干苦しそうにS字や最終コーナーの出口で挙動を乱しだが、その背後にピタリとつける#2朝日もそこまで余裕がないのかパッシングを行おうとはしない。#8三宅はペースが悪く徐々に#17野中に追いつかれつつあるがそこまで切羽詰まった状況ではない。また2番手の#9佐々木は一度離されたトップの#3名取とのギャップを詰めようとしている。ところがラスト2周となる23周目に事件が起こった。2番手の#9佐々木が水たまりにタイヤをひっかけたのかなんとS字で単独スピン、そのままストップしてしまった。これにより#3名取と#8三宅は完全に単独となり、テールトゥーノーズとなっているのは3番手争いの#17野中と#2朝日となる。最終ラップ、#2朝日はヘアピンで#17野中にノーズをねじ込むが、クロスラインをとった#17野中がクランクで再び3番手を取り返す。#17野中はそのまま最終コーナー進入でイン側を走りブロックライン。#2朝日は抜き返そうとしているがパッシングできるほどの余裕はない様子。そして24周のレースが終了。トップは#3名取、2位に#8三宅、3位に#17野中、以下#2朝日、#13三村、#24宮下、#85佐藤となった。BS×Birel系シャーシが表彰台を独占する形となった。

1位 名取鉄平

雨が多い状況ではYHが追い上げてくることは昨日の予選で分かっていたので、少ないときに逃げなければと頑張りました。真後ろに#8三宅がいたため#9佐々木を抜くタイミングをもう少し遅らせようと思っていたのですが、意外と#9佐々木のペースが悪く、一度25Rで顔をのぞかせプレッシャーを与えてみたらそのままヘアピンでインがあいたのでうまく抜くことができました。今の状態では自分が一番速いことがわかったので、午後からのレースはプッシュするのみです。

2位 三宅淳詞

自分自身のペースがよくなかったので、展開に助けられたレースとなりました。同じシャーシメーカー、同じタイヤメーカーを使用している#3名取や#17野中があれだけのペースで走れているので、自分も同じスピードが出せるはずです。次のレースに備えてセットなどを相談して挑みたいです。

3位 野中誠太

朝の公式練習ではタイムがでたので、この決勝は自信をもって挑むことができました。前半ではタイヤへの熱の入りが悪く我慢のレースとなりましたが、後半は攻めることができました。終盤では#2朝日が真後ろにいることが分かっていて、自分自身もかなりギリギリではありましたがうまく守ることができたことがよかったです。

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