ついにこの日がやってきた。2018全日本カート選手権第2戦、YOKOHAMAタイヤ11年目の全日本カート選手権最高峰カテゴリー挑戦にして初めて手に入れたドライコンディションでの表彰台の頂は、3位以下を大きく突き放しての1-2フィニッシュというこれ以上ない最高の形となった。実は去年の後半からYOKOHAMA開発担当者の三好氏はコッソリと「来年は必ず良くなる」と我々に言い続けていたのだが、まさか開幕戦でここまでの結果を残すほどの進化を遂げるとは。第2戦終了直後から興奮のあまり目を潤ませていたYOKOHAMA陣営は、敵味方を問わず多くの観客・関係者からの祝福の言葉を浴びていた。そんな興奮のさなかにいた三好氏に、今回の勝因を聞いてきた。