【2018全日本カート本庄】OK第3戦【決勝】

OK第3戦の決勝25周のレースは9:50から開始された。

コースインしたその周回に隊列は整いレーススタート。ホールショットを決めたのは#1佐藤蓮、そこに#23佐々木大樹、#3名取鉄平、#7三村壮太郎、#8高橋悠之が続いた。#23佐々木大樹は、今回のBSタイヤの初動がさほど良くはないのを気にしてかオープニングラップは後方を強く意識しながら走ったためか、2周目の1コーナーで#3名取鉄平にパスされた。また同周回の3コーナーで#8高橋悠之が#7三村壮太郎をかわし4番手に浮上。さらに#1佐藤蓮は前半からマシンをプッシュし2番手に対し若干のリードを築いた。この時点で第一集団はこの5名に絞られ、その後ろには#11冨田自然を先頭とする第二集団が走っていた。4周目には#23佐々木大樹が#3名取鉄平に対し急接近し、6コーナーでパス。そこに#8高橋悠之も続き、5周目の1コーナーで3位に浮上した。#23佐々木大樹はトップに追いつこうとマシンに鞭を打ち6周目には#1佐藤蓮の背中をロックオン、いったんタイミングを見計らったのちに8周目の3コーナーでトップに立った。抜かれた際に若干出遅れた#1佐藤蓮は後ろの#8高橋悠之の追撃を防ごうとS字から6コーナーにかけブロックラインを走るが、#8高橋悠之がクロスラインをとり前に出た。ここで隊列はトップから#23佐々木大樹、#8高橋悠之、#1佐藤蓮、#3名取鉄平、#7三村壮太郎、少し離れて第二集団に#11冨田自然、#44水野皓稀、#81山田杯利、#20井本大雅の順となる。

トップ5は付かず離れずの距離感を保っていたが、10周目の3コーナーで#8高橋悠之がトップに立ったことでバトルは激化。11周目の1コーナーで#1佐藤蓮が#23佐々木大樹をパスし、その勢いのまま3コーナーで#8高橋悠之をもかわす。そこに#23佐々木大樹が続いたことで#8高橋悠之は一時スピードを落としてしまい6コーナーで#3名取鉄平にもパスされ4番手まで順位を落とす。翌周の1コーナーで#8高橋悠之は4番手に立ったが、3コーナーで#3名取鉄平が#8高橋悠之のインをついたことで続くS字区間をサイドバイサイドで走行。このため6コーナーのイン側を走ることになった#8高橋悠之がこの戦いを制した。このバトルによって若干2番手と3番手との距離が開き、そこに#11冨田自然を先頭とする第二集団がじわじわと迫ってきた。さらに13周目には#1佐藤蓮のタイヤが厳しくなってきたか、ラインが若干ワイド目になってきた。これをチャンスと見た#23佐々木大樹は14周目の3コーナーでトップに立ち、さらに同周回の最終コーナーで#8高橋悠之が追いつき2番手を取り返した。#1佐藤蓮はかなり苦しいか16周目には#3名取鉄平に3コーナーでパスされ4番手になり、ついに第二集団のトップに立った#44水野皓稀が第一集団に追いついた。

18周目の時点でトップ集団は#23佐々木大樹、#8高橋悠之、若干離れて#3名取鉄平、#1佐藤蓮、#7三村壮太郎、さらに若干離れて#44水野皓稀、#11冨田自然となる。だれもが36.6秒台で周回し、動くに動けない距離感を維持していた。ただYOKOHAMAタイヤ勢はかなり苦しくなってきた様子で、#1佐藤蓮は#3名取鉄平からじわりじわりと遅れだし、#44水野皓稀は22周目に#7三村壮太郎を完全にロックオン。そして23周目の3コーナーで#44水野皓稀が#7三村壮太郎をパスし5番手に浮上。さらに#11冨田自然も#7三村壮太郎の背中を狙いマシンを左右に振っている。さらにラスト2周のタイミングでトップ#23佐々木大樹が苦しくなってきたかマシンの動きがナーバスになってきた。これをチャンスと見て#8高橋悠之がマシンをプッシュさせるが、最終ラップに入ったとたんに#23佐々木大樹が全コーナーでブロックラインを走りけん制をかけてきた。これによりトップ3のスピードが急激に低下し、少し離されていた#1佐藤蓮が追いついて#3名取鉄平にS字で並びかけてきた。#3名取鉄平はどうにか抑えようとインを締めるが、そのためか最終コーナーの進入速度が低下、さらにマシンがアウトに振れてしまったことで#1佐藤蓮がインを刺し、そこに#44水野皓稀も続いてきた。そしてチェッカーフラッグが振られた。トップは2番手を抑えきった#23佐々木大樹。2位に#8高橋悠之が入りTONYワークスがワンツーを獲得。#1佐藤蓮が3位表彰台を獲得し、4位は鼻の差で#44水野皓稀。5位に#3名取鉄平、6位は冨田自然となった。しかし#44水野皓稀は最後のバトルでフロントフェアリングがずれてしまったために10秒加算ペナルティとなった。

1位 佐々木大樹

レース中盤にトップに立った時から終盤までは、後ろの高橋悠之には抜かれるほどの距離ではない程度に離すことができましたが、最後にはペースが落ちて苦しくなってしまいました。本庄サーキットはストレートが長いのでこういうレースになるのは仕方がないと思います。後ろにいるとついつい自分の速さがあると思い余裕を感じますが、いざ前に出ると実際には速いわけではなく苦労する…と。唯一優位に立てる方法は前半にリードを築くことですが、それはコース幅が広いことからも難しいです。うまく展開を作るしかないですね。また後ろにいるほうが楽とはいえ、3位以降にいると最後にはチャンスが減ってしまいます。ゆえにそこに立てるだけの脚が必要です。僕たちのほうがそれがあったためにレースで優位に立てたのだと思います。

とにかくトニーワークスでワンツーをとることができたのは良かったです。この本庄ではどうしても勝ちたかったので、ひとまずは優勝できたことに安心しています。

2位 高橋悠之

佐々木大樹の後ろについているときは余力を残し、後ろに対してもマージンがあったのですが、終盤に追いつかれたときには余裕がなくなりました。フロントバンパーを落としてはいけないレギュレーションがあるため最終ラップにブロックラインをとられると厳しいですね。仕掛けるタイミングが遅かったのかもしれません。最後に佐々木大樹のペースが落ちたとはいえども速さがあり、一歩上をいかれてしまったなと思うととにかく悔しいです。ただチームやBRIDGESTONEにとってはワンツーをとれたことは大きいです。午後の第4戦は絶対に勝ちます。

3位 佐藤蓮

タイヤの初動は良かったので前半にとにかくプッシュしてリードを築こうとしましたが、予想通り早めに追いつかれてしまいました。抜かれた時にはまだよかったのですが、周回を重ねるごとに厳しくなってきたので、中盤からはタイヤをいたわることを意識して走っていました。最後にプッシュした時には相手のミスや自分の運もあり、どうにか表彰台を獲得できました。とにかく苦しい中でもあの位置にいることが重要でした。第3戦は厳しいことが分かっていたので、第4戦は予選で順位を落とさないように頑張って、決勝ヒートで前に出ます。

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