AUTOBACS GPR Karting Series Cadetsクラス Rd.3を優勝したPONOS HIROTEX RACING 横⼭輝翔のマシンをチェックしよう。フェスティカサーキット瑞浪で行われた第3戦決勝ヒートでのベストタイムは53.953秒だった。シャーシはKR、エンジンはYAMAHA KT100SEC、タイヤはDUNLOP SLJ。 シートはJECKOを後方に、傾けて装着している。太ももの位置がかなり上がるが、ジュニアペダルキットでペダルの高さをかさ増しして調整。ウエイトは背中と太ももにまとめられている。ステアリングシャフトストッパーは下側のみ装着し、ドライバーが着座した状態でステアリングコラムに密着する程度の位置に取り付けられている。 フロント車高はナックル上にカラーが2枚、下に1枚にセット。キャスター角は標準だが、キャンバーは一コマ分ネガティブが付けられている。トレッドは20+10+5mmのスペーサーで広めにセット、フロントハブ+3穴ホイールを装着。ホイールはテクノ マグネシウムだ。タイロッドの取り付け位置はナックル後ろの内側。ナックルの前側にタイロッドを取り付ける選手が多く見られたが、後ろ側にしているのはハンドル操作を軽くするためか。アクセルペダルの戻りスプリングをカーボン板で吊っている。 フロントスプロケットは11T。リアスプロケット&スプロケハブはTriple K AKIRA。エンジンマウントもTriple Kスライドマウントを採用。リアハブは純正でトレッドは目測で規定の最大値。長いエギゾーストジョイントはCadetsの定番。車高も標準状態。ブレーキダクトを装備してブレーキを冷却している。