有限会社ベア(ベアレーシングサービス)が展開するEVカートブランド「BRD」は、最新コンセプトEVカート「BRD Type e(ビーアールディー タイプ・イー)」を発表しました。本モデルは2026年夏頃の一般販売を予定しています。

BRD のルーツと進化
BRDとは「BEAR RACING DEVELOPMENT」の略称であり、そのルーツは1973年、BEAR RACING SERVICEとしてスタートした有限会社ベアの創業期まで遡ります。自社製フレームを製作し、初代マシン「BRD Type73」の誕生を皮切りに国内外のレースに参戦しました。現在のBRDのロゴは、創業当時から交流のあったイタリアのレーシングカートメーカー創業者より送られたものです。

有限会社ベアは、1990年代に本田技研工業株式会社との正規OEM契約を締結。2010年代には「GX200」をベースとしたチューンモデル「GX200SP」「GX200SPS」などを本田技研工業株式会社と共同開発し、販売を行っています。
そして2025年、長年にわたりエンジンカートで磨いてきたノウハウを、いま新たにEVのフィールドへと昇華させます。BRDは次なる挑戦として電動カート「BRD Type e」を発表しました。伝統を継承しつつ、未来志向の開発によって生まれたこの1台は、生涯を通じて楽しむことができる新たなモータースポーツ文化の創造を提案します。
コンセプトEVカート「BRD Type e」
今回発表されたコンセプトカー「BRD Type e」は、本田技研工業製のEVパワーユニットを搭載したEVカートです。駆動モーターがシートの後ろ・車体中央に搭載され、左右にはバッテリーパック「Honda Mobile Power Pack e:」が振り分け搭載されていることが写真から確認できます。
騒音の低減と排気ガスゼロを実現し、屋内での走行も可能にしたBRD Type eは、本田技研工業製電動ユニットによる高い走行性能と信頼性を持ち、電動化によるランニングコストの大幅な低減を実現。幅広い年齢層が楽しめる生涯スポーツとしての可能性を持っています。




BRD Type eの特徴
- 排出ガスゼロ/低騒音設計により、屋内での走行も可能
- 幅広い年齢層が楽しめる、生涯スポーツとしての可能性を持つ
- 本田技研工業株式会社製の電動ユニット(MPP)搭載による高い走行性能と信頼性
- 電動化によるランニングコストの大幅な低減(燃料費・メンテナンスコストの低減)
- ファミリー層・教育施設・レジャー施設向けにも最適な次世代アクティビティ
今後の展開
BRDは、これからもモビリティを通じた「感動体験」を提供し続けます。発表に合わせて公式WEBサイトも公開。最新情報や体験イベントの開催は、公式サイト・SNSを通じて随時配信されます。
BRD公式サイト:https://www.brd.bear-racing.co.jp/
BRD公式SNS:Instagram

騒音の低減と排気ガス0を実現し、屋内での走行も可能に。老若男女問わず、よりたくさんの人にドライビングの感動体験を届けたい。家族で楽しめる生涯スポーツとしての可能性を秘めたアクティビティへ。