2017全日本カート本庄:BRIDGESTONEの勝因

全日本カート選手権トップカテゴリー初開催となった本庄大会。このサーキットで負けなしの#85佐藤蓮はタイムトライアルから第3戦予選、決勝、そして第4戦予選まで1位を獲得。このまま開幕から4連勝を飾るのかと思われたが、第4戦決勝では#85佐藤が逃げ切ることができず熾烈なバトルが勃発。それを制したのはBRIDGESTONEタイヤを履く#3名取鉄平だった。今回の舞台となった本庄サーキットはコースレイアウト的にタイヤに優しく、またタイヤの特性が出にくいと言われていたが、合計6つの表彰台はDUNLOPとBRIDGESTONEが3つずつ取り合う形で決着した。6月上旬にしてすでに30度近い最高気温をたたき出した灼熱の戦いで優勝をもぎ取ったBRIDGESTONE 本田真悟氏は何を思うのか。

Paddock Gate 藤松楽久:OK第3戦は3位に#8三宅淳詞が、第4戦は熾烈なバトルを勝ち抜いた#3名取鉄平が優勝しましたね。BRIDGESTONEにとってOK初優勝となりました。おめでとうございます。

BRIDGESTONE 本田真悟:ありがとうございます。ただ第4戦は激しいバトルでしたし、タイヤとしてはもうギリギリで、最後はドライバーの力によるものだったと思います。全く差がない勝負でした。

藤松:レースウィークを通してみると、朝晩の比較的気温の低いコンディションではBSタイヤが他社に比べて優位性を発揮するように見えましたね。

本田:そういう側面もありました。ただ最も遅いスケジュールだった第3戦予選ではあまり上位を占めることができませんでした。ですからレース前に#3名取や#8三宅のところに行って、予選の結果を見ながら話し合い決勝へ送り出しました。一緒に悩んで戦ってくれて、そして表彰台を獲得した二人には感謝しています。またそこまでタイヤを作ってくれた#5高橋悠之や#9佐々木大樹の活躍も忘れてはいけません。特に第4戦では#9佐々木が前半にトップ集団で頑張ってくれたことが、#3名取と#8三宅の表彰台に大いに影響しました。あのような結果に終わってしまったことは残念ですが、彼の頑張りにも感謝しています。今回のレースは我々のタイヤの力で勝ったわけでも負けたわけでもありませんが、それでも勝ちは勝ちです。

藤松:今回の本庄は全く新しいコースでデータのない中での戦いでしたが、このような経験は今シーズンやこれからに活かされるのでしょうか?

本田:もちろんそうです。今回の本庄では、SUGOでいまいちだったところを重点的に取り組みました。また気温が高く熱いレース展開で、夏本番はまだもう少し先ですが「サマーゲーム」という言葉がぴったりなレースでもありました。決して圧勝ではありませんでしたが、優勝という結果が残ったことが重要だと考えます。前回のSUGOそして今回の本庄の結果を踏まえると改めて分かったことが多くあり、次回に向けてすごく自信になりました。

藤松:次回は8月にフェスティカサーキット瑞浪での戦いとなります。昨年はレインコンディションでBS勢はレインタイヤがうまく機能していませんでしたが、今年はどうなりそうですか?

本田:確かに、昨年の瑞浪ではドライコンディションでは強さがありましたがウエットではダメでした。しかし、それはSUGOのレースで改善され優勝という結果を残しています。私たちはすでにあの時の私たちではありません。夏のウエットコンディションにも十分な自信があります。もちろん、ドライでも今回勝てたので自信を強く持っています。このままシーズンを突っ走って行きます。

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