2022年9月30日、横浜ゴム株式会社は、YOKOHAMAカート用タイヤの供給終了を発表しました。
2022年12月末でカート用タイヤの供給が終了
横浜ゴムは2001年に国内及び海外向けにYOKOHAMAカート用タイヤの供給を開始しました。JAFやCIK-FIA公認カートレース向けタイヤやホビー・レンタル・インドアカート向けタイヤなどの幅広い製品群により、全日本カート選手権へのタイヤ供給を始めとする国内外の多くのカートレースやドライバーを支えてきました。
しかしながら、2021年度から2023年度までの中期経営計画「Yokohama Transformation 2023(YX2023)」において次世代の成長に向けた事業編成を推し進める中、様々な観点から慎重に検討を行った結果、カート用タイヤの供給を終了せざるをえないと判断、カート用タイヤ事業からの撤退を決定しました。なお、現在YOKOHAMAカート用タイヤの供給契約を元に取引中のレースシリーズ・イベント、並びにお客様については、その供給契約期間の満了まで責任を持ってYOKOHAMAカート用タイヤの供給を継続します。
横浜ゴムは「YX2023」のタイヤ消費財事業において掲げる高付加価値商品の販売構成比率の最大化に向けて、これからもモータースポーツ活動を重視。次世代の成長に向けたグループ全体の事業再編も踏まえ、引き続きトップカテゴリーからグラスルーツカテゴリーまで国内外の多岐にわたりモータースポーツ用タイヤを供給していくとのことです。
横浜ゴムのニュースリリースをご紹介します。