AUTOBACS GPR Karting Series Juniorクラス Rd.7&8を優勝したミツサダPWG RACING 酒井⿓太郎のマシンをチェックしよう。フェスティカサーキット瑞浪で行われた第7戦決勝ヒートでの彼のベストタイムは49.287秒、第8戦は49.557秒で、第8戦はファステストを奪った。シャーシはTONYKART、エンジンはIAME X30 Jr、タイヤはDUNLOP SL22。 同じく瑞浪で行われたRd.3&4で二連勝を獲得した時はEXPRITだったが、今回はTONYKARTにフレームが変わっている。シートはOTK純正で、寝かせ気味にやや後方に設置。ジュニアペダルキットは前回はTriple Kだったが今回はOTK純正品を使用。 ウエイトはシートの股裏、もも裏、背中のできる限り低い位置に取り付けて低重心化。左腰部分にあったウエイトは撤去されていた。ステアリングボスはTriple Kで、ステアリングシャフトストッパーは無し。ロガーはAiM Mychron5で、水温センサーと排気音センサーを装備。 フロント車高はセンター。トレッドは15+5mmで合わせ、ハブはOTK純正、ホイールはOTK MXQを選択。アライメントアジャスターは上部はノーマル位置だが、下部はセンター止めタイプに変更されている。 オーバル形状のノーマルフロントスタビライザーが若干斜めに取り付けられており、固定ネジも内側の1本のみ。ここでフロント周りの剛性を調整しているようだ。 エンジンマウントはTriple Kスライドマウント。スプロケットハブはOTK純正で、スプロケットはTriple K 極を使用。 リアハブはノーマルで、10mmのハブストッパーを左右ともに密着させている。サブシートステーは左右1本ずつで、センターベアリングのボルトを抜く2ベアセット。 リアシャフトの硬さはNを選択。リア車高もセンターで、ベアリングホルダーの固定ボルトが焼入れボルトに変更され、スペーサーが挟まれている。