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Home 特集記事 GPR Karting Series

なぜ全日本カート選手権が衰退し、GPRに期待が集まったのか GPR初年度への参加者の評価とは

藤松 楽久 by 藤松 楽久
2023/11/24
in GPR Karting Series, Topics
0
なぜ全日本カート選手権が衰退し、GPRに期待が集まったのか GPR初年度への参加者の評価とは
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2023年は日本のレーシングカート業界にとって激震の年だった。

  • BRIDGESTONEとYOKOHAMAタイヤが撤退したことで、国産タイヤメーカーはDUNLOP 1社のみに。
  • GPR Karting Seriesという新しい転戦形レースが誕生、AUTOBACSが冠スポンサーに。
  • 全日本カート選手権の出場者が激減。最高峰カテゴリーOK部門最終戦は参加台数不足で不成立に。

かねてより全日本カート選手権には多くの不満が募っており、それに応える形で誕生したGPRシリーズはまさに新時代の幕開であった。一体なぜ人々は全日本を見限り、GPRへ参加したのか。そして1年間行われたGPRを、参加者たちはどう評価したのか。関係各所に取材を行った。

進化を止めた全日本と、参加者の声を実現したGPR

「GPRに人が集まった理由は主催者が”こういうレースにしたい”というビジョンを打ち出したことではないか。」ある参加者はそう話す。「全日本カート選手権は”全日本であること”だけが魅力。もしそこに”全日本”という名前が無ければ、出たいと思うシリーズではなかった。」

多くの参加者は時代に合わせた変化を求めていた。全日本は良くも悪くも古き良き時代のまま行われていたため、不満を覚えていた参加者は多く存在していた。GPR代表の松浦佑亮氏もその一人であり、彼は2017年より全日本カートに参加するエントラントを集めたエントラント協会を発足させ、参加者たちから多くの意見を拾い上げて、全日本カート選手権の改善に取り組んでいた。

全日本の問題として多くの参加者が不満を漏らす『ジャッジの不安定さ』はその最たる例だろう。全日本カート選手権の各大会の主催者は基本的に各サーキットであり、競技長や車検長は大会ごとに異なることが一般的。統一規則があるとはいえ、その規則への理解度や解釈がサーキットごとに異なり、毎回微妙にルールが変わってしまうことは日常茶飯事だ。

GPRは自分自身がサーキットと大会を共催し、審査委員長やレースディレクター、テクニカルディレクターを派遣。シーズンを通して同じ人間が判断を下すことで、統一されたルールでのシリーズ運営を行った。これに対し「シリーズ全体の公平感がある」「安心してレースに参戦できる」と評価する声が聞かれた。

「当初は全日本とGPRの両方に出ようと思ってたが、いざ蓋を開けてみたら全日本はOKに8台しかいなかった。今年の全日本はレースフォーマットが過密で、ただドライバーを走らせることしかできない。」とあるエントラントがそう呟いた。「若いドライバーはただライセンス取得のために全日本カートに出場してる。GPRにはちょうどよいクラスが無いという理由で全日本FS-125を選んだ人もいるが、お客さんの反応が良いのは明らかにGPR。全日本に対しては『なぜ出ないといけないの?』という雰囲気すらある。」

結果論だが、GPRと全日本では参加者の層が違っていた。GPRには速いドライバーが集まり、全日本には集まらなかったことで、GPRはシリーズのレベルが上がり、全日本は下がり、レベルはそのまま魅力に繋がった。ではなぜそうなったか?それは「大会の華やかさや盛り上がり、雰囲気が全日本にはなかったからではないか」と、ある参加者は分析する。

「全日本は昔ながらの人や運営方法が維持されていた。旧来のやり方を参加者に強要し、大会が進化していかなかった。対してGPRは参加者たちの”こういうレースにしたい”という思いがベースになっている。レースが盛り上がるための演出があるし、公平感があるし、問題が発生した時の対応も早い。GPRは不満をできるだけ潰した形で実現しているので、エントラントからの不満は少なくて当然。”特に不満がない”というのは、最高の賞賛だと思う。」

一方でGPRへの不満を漏らす声も聞かれた。「毎回変わるトロフィーや、レースの演出、ライブ配信などの環境面での充実は参加するモチベーションに繋がった」と一定の評価をする一方で、「大会初年度だから多少甘く見るところはあるが、事前に聞かされていた、松浦氏の思い描くところまでは届いていない」と話す参加者もいる。

「毎回参加者からの意見を受け入れるせいで、毎戦のようにレギュレーションが変わっていった。それについていけない参加者もいた。ルールを頻繁に変えるせいで曖昧さが増え、当初の意図が変わり、厳しさすら無くなっていった。」

一例として挙げられたのは暖気のルール。開幕戦鈴鹿では安全のために暖気エリアが設けられたが、最終戦ではエリアが設けられず、練習走行ではどこで暖気してもOKになっていた。安全のためなら暖気自体を禁止するべきだと彼は指摘する。

「『文句言われたから取り締まるのやめます』みたいなノリで運営されているようにも感じる。明らかな問題がある点以外は一年で意見をまとめ、翌年にルールを変える方法にするべきだった。シリーズに対する魅力が薄まっていて、今後が危ぶまれる。」

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藤松 楽久

Paddock Gate 編集長。2010年に全日本カート選手権Super KF部門に出場。レーシングカートをもっと盛り上げるべく、マニアックな視点から情報を発信していきます。

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