【2018全日本カート鈴鹿】OK第9・10戦【タイムトライアル】

突き抜けるような青空となった全日本カート選手権最終戦の土曜日。公式練習を見る限りどのドライバーもかなりタイム差がなく接戦となりそうな予感がしていた。さらにどのタイヤメーカーも摩耗に対しては厳しいのではないかという様子が見受けられる中、BSはタイムに振ったタイヤをチョイスしたのではないかという情報もキャッチ。2グループ分けにて行われるOK部門タイムトライアルの行方やいかに。

1グループ

1グループは14:05からスタート。コースオープンから30秒後に#7三村壮太郎がエンジンをかけると、残りのメンバーも次々とコースインしていった。序盤は各車かなりゆっくりと走りけん制しあっているため、全くアタックする様子が見受けられない。そのうち#7三村壮太郎を先頭とする、まるでフォーメーションラップ中ではないかと思われるほどゆっくりした隊列が形成され、13台のマシンは一か所に集められてしまった。そこを一番後ろから一気に抜き去っていったのが#23佐々木大樹であり、#23佐々木大樹はそのまま単独でアタックを開始、それにつられるように各車もアタックを始めた。最初に46秒台に突入したのが#28伊藤琢磨であり、タイムは46.8秒。そこに#21古谷悠河、#27武井遥斗、#23佐々木大樹がタイムで並ぶ。そして計測6周目に#23佐々木大樹が46.278秒でトップタイムを出すと、#28伊藤琢磨、#24宮下源都、#4朝日ターボらが上位を占める。計測時間を考えると次がラストアタックか。各車アタックを続け、#24宮下源都や#20井本大雅がタイムを更新。しかし#23佐々木大樹のタイムを上回ることはなかった。結果は、

  1. #23佐々木大樹:46.278秒
  2. #24宮下源都:46.390秒
  3. #20井本大雅:46.453秒

以下#28伊藤琢磨、#27武井遥斗、#4朝日ターボがトップ6となった。YH最上位は7番手の#33奥住慈英。

2グループ

2グループのTTは14:15にスタート。グリーンフラッグが振られるやいなや各車が一斉にコースイン。#43皆木駿輔を先頭とし、1グループと異なる軽快なスピードでペースが上がっていく。スリップを使わず単独でアタックするドライバーが数名いる中、#43皆木駿輔が46.680秒で最初に46秒台に突入する。それをすかさず#11冨田自然が3/100秒上回り、#59川瀬友和も46.7秒で3番手に入ってきた。各車のタイムが次々と更新されていく中、#44水野皓稀が46.3秒を出しトップに立つと、翌周にはさらにコンマ1タイムを伸ばしてトップを死守。そこに#2野中誠太、#25佐藤巧望が同じ46.2秒台で続く。およそこのあたりで終了かと思われたとき、#3名取鉄平が一気にタイムを伸ばし46.191秒でトップタイムをたたき出した。この時点で6分が経過しており、チェッカーを受ける前にドライバーたちは続々と帰っていくが、#1佐藤蓮を含めアタックを続行するメンバーも存在。#1佐藤蓮は最後までアタックを続け、8周目にして自己ベストを更新。そしてチェッカーが振られた。結果は、

  1. #3名取鉄平:46.191秒
  2. #44水野皓稀:46.204秒
  3. #2野中誠太:46.212秒

以下#25佐藤巧望、#1佐藤蓮、#43皆木駿輔の順となった。

総合結果は

  1. #3名取鉄平:46.191秒
  2. #44水野皓稀:46.204秒
  3. #2野中誠太:46.212秒
  4. #25佐藤巧望:46.268秒
  5. #23佐々木大樹:46.278秒
  6. #1佐藤蓮:46.346秒

1位 名取鉄平

公式練習の感触から、6周目でタイムが出ることが分かっていたので、そこまではトラフィックや周囲の状況を確認しながら周回していました。その結果、プラン通り6周目にアタックを決めることができました。ただ、25Rとシケインでミスをしてしまったので、納得のいくアタックとは言えませんでした。ミスがあったとはいえ46.1秒が出て、なおかつトップタイムだったのはうれしいです。本当は45秒台を出したかったので、自分としては悔しいところではあるのですが。

練習走行から調子が良かったのですが、今回は他クラスの台数が多く、路面のコンディション変化が大きいので、そこは不安要素ではあります。しかし、マシンのフィーリングは良いですし、僕自身が鈴鹿サーキットが得意なので問題はないでしょう。2レースの予選ヒートをポールスタートできるという優位性を活用していきたいです。ロングをこなした時の自信もあります。いい流れが来ているので、優勝、そしてチャンピオン獲得に向け頑張ります。

2位 水野皓稀

僕自身のタイムは練習走行から変わっていないので、どちらかといえばコンディション変化によって他のドライバーのタイムが落ちたのかなと思っています。マシンの調子もいいですし、もう少しだけタイムを伸ばせたような感触もありました。さらに、タイヤが僕の走りにはまっているものが手に入りました。ロングディスタンスではタイヤがどう転ぶのかわからないので、慎重に走っていきたいです。

3位 野中誠太

今週は、タイムだけを見ればずっと調子が良いのですが、実際には自分の中では思うような車に仕上がっていない状況にあります。少しオーバーステアなのですが、そこが解決できていません。それでも総合3番手が取れたのはポジティブにとらえています。仕上がっていない車でロングをこなすのには不安があります。しかし、僕はタイヤマネジメントが得意で、なおかつどうやらどのタイヤメーカーも後半は苦しくなるような様子が見受けられるので、予選は無理せず決勝レースにつなげていけるように戦ってきます。満足が行く車には仕上がっていませんが、しっかりやれることをやって、いい結果に結び付けたいです。

関連情報

関連記事

広告

Facebook

ページ上部へ戻る