2019シーズンの全日本カート選手権OK部門の開幕戦は、少々予想外の展開が多く起こった。一つはディフェンディングチャンピオンYOKOHAMAタイヤのタイヤが全く機能していなかったこと。DUNLOPが大径タイヤのまま驚異的な進化を見せてきたことだ。全体を通してみれば、昨シーズンからの予想通りBRIDGESTONEの優位性が発揮された形となったが、実際の中身は去年までと少し異なるようにも思えた。そのあたりを確認するために、レース直後のBSブースを訪れた。
Paddock Gate 藤松楽久:少々イレギュラー気味の井本大雅によるDLの優勝はありましたが、第2戦では佐々木大樹が優勝しましたし、第1戦もBSで表彰台独占できた可能性は十分にあったように思います。ただその一方で、作動温度域が広いという持ち味のあるBSにしては、少々路面温度に左右されたレース展開にも見えたのですが、どうでしょうか?