JAFは2027年日本カート選手権規定を制定しました(公示No.2026-WEB069)。
2027年の全日本カート選手権は運営方式が大きく変更される
既報の通り、2027年以降の全日本カート選手権についてJAFはシリーズ所轄団体の募集を行い、そこで決定された所轄団体にシリーズ運営を一本化するという新たな形式での運営が行われます。カテゴリーや大会フォーマットを含め応募者がJAFへ提案を行い、それを元に所轄団体が決定されます。ただし2027年日本カート選手権規定の制定が発表された2026年8月6日時点ではシリーズ所轄団体は決定されていません。
全日本カート選手権は規定の多くが「シリーズ所轄団体の申請とJAFの承認」により決定されることになりました。
ジュニア選手権はシリーズ所轄団体での開催の他、引き続き各オーガナイザーによる開催が可能です。
地方カート選手権はほぼ変更がありません。ただし全国のコースで開催されるラウンドシリーズを構成することが新たにできるようになりました。
2027年日本カート選手権規定
2027年日本カート選手権規定では、日本カート選手権は以下の3つに区分されます。
- 全日本カート選手権
- 地方カート選手権
- ジュニア選手権
2026年まで全日本カート選手権は「全日本カート選手権OK」と「全日本カート選手権FS-125/FP-3」に分かれていましたが、これが統一されました。
日本カート選手権の部門
全日本カート選手権はJAFにより承認されたシリーズ所管団体からの申請により、JAFが承認した部門で構成されます。昨年まではOK、FS-125、FP-3、EVの4部門が制定されていましたが、現時点では未定です。
地方カート選手権は2026年と変更がありません。
ジュニア選手権はジュニア部門とジュニアカデット部門の2部門で構成されます。EVジュニアとEVジュニアカデットは記載が消えました。それぞれ「シリーズ所轄団体の申請に基づく部門」と、「それ以外のシリーズ」での設定可能です。ジュニア部門はシリーズ所轄団体以外が独自のシリーズを開催可能です。
走行距離または時間
全日本カート選手権とジュニア選手権の走行距離または時間は、シリーズ所轄団体からの申請に基づき承認されます。ただし新たな項目として、以下の一文が追加されました。
競技会審査委員会は、保安もしくは不可抗力のため、レースがスタートする前までに当初のカートレース距離を短縮することができる。 短縮された距離が前項に定める最短走行距離に満たない場合でも、選手権カートレースとして認定される。
地方カート選手権は変更がありません。
全日本カート選手権について
競技車両
全日本カート選手権の競技車両は選手権統一規定にて定められます。エンジン及びタイヤはCIK公認もしくはJAF公認・登録されたものです。
ドライバーの出場資格
ドライバーの出場資格はシリーズ所轄団体が定めた部門ごとに設定され、選手権統一規定にて定められます。ただし2026年までと異なり、同一競技会で異なる部門への重複出場(=ダブルエントリー)は認められなくなりました。
開催資格
競技会競技のカレンダー申請は、シリーズ所轄団体の承認を条件とします。
開催場所
全日本カート選手権の開催場所は有効な許可証を所持している公認カートコースである必要があります。
ただし2026年はEV部門のみ準国内格式以下の公認カートコースでの開催が認められていましたが、この条件が削除されました。
申請と認定
競技会は2競技回以上が選手権競技会として認定されます。2026年は2競技回以上5競技会以内の認定でした。2027年は6競技会以上が行われる可能性があります。
競技の構成
2026年は全部門で1競技会2レース制でした。2027年では1競技会2レース制、またはシリーズ所轄団体からの申請に基づきJAFが決定するとされています。
得点基準
具体的なシリーズポイントやポイントが対象となる順位については日本カート選手権規定から削除され、選手権統一規則へ記載されます。現時点で得点基準や有効レース数は不明です。
全日本選手権の成立
選手権は当該年に各部門3レース以上開催で成立となります。
2026年はOK部門が2レース以上、FS-125・FP-3・EV部門が3レース以上で成立でした。
地方カート選手権について
地方カート選手権は大きな変更がありません。ただし従来と異なり、構成する全オーガナイザーから申請されJAFが認めた場合、全国のコースで開催されるラウンドシリーズを構成することが可能になりました。
ジュニア選手権について
EVジュニア・EVジュニアカデットに関する記載が削除されています。
競技車両
ジュニア、ジュニアカデット部門両方とも昨年と同様のパワーウエイトレシオ以内のエンジンに限定されます。詳細は選手権統一規則に定められます。
ドライバーの出場資格
ドライバーの出場資格は2026年から変更がありません。
開催資格
競技会競技のカレンダー申請は、シリーズ所轄団体の承認を条件とします。故にシリーズ所轄団体以外のジュニア選手権シリーズも、開催にあたりシリーズ所轄団体からの承認を受ける必要があります。開催日の重複を避けるためだと思われます。
開催場所
ジュニア選手権の開催場所は有効な許可証を所持している公認カートコースである必要があります。
競技の構成
競技の構成はオーガナイザーが特別規則に定めます。
ただし2026年に存在した「但し、シリーズを通して統一されること。」の一文が削除されました。シリーズ中にレースフォーマットの変更が可能です。
得点基準
具体的なシリーズポイントやポイントが対象となる順位については日本カート選手権規定から削除され、選手権統一規則へ記載されます。現時点で得点基準や有効レース数は不明です。
ジュニア選手権の成立
選手権は当該年に各部門3レース以上開催で成立となります。2026年と趣旨の変更はありません。









