ついに2018シーズンのオートバックス全日本カート選手権OK部門が開幕。まだ4月末であるにもかかわらず、ここツインリンクもてぎは春を通り越して夏の陽気に包まれつつある。現時点で確認する限り日曜日の最高気温は29℃との予報が発表されており、すでにサーキットでは半袖シャツで過ごす人が大半という異常気象である。
この状況の中で木曜日・金曜日と行われた練習走行では、どうやらYOKOHAMA勢の調子がいいらしい。聞こえてきた限りでは、YOKOHAMAトップが35.8秒、続いてBSトップが36.0秒、そしてDLトップが36.2秒との情報が入ってきている。どうやらこのオフシーズンに大幅なアップデートを施したというYOKOHAMAタイヤだが、Paddock Gateの予想通りこの開幕戦ではYOKOHAMA旋風が巻き起こりそうだ。しかしながらニュースはそれだけではない。BRIDGESTONEは開発担当者が変更になり、組織の中に若く風が入ってきている。一方でDUNLOPも開発体制の強化を行い、前年投入した大径タイヤを確実なものにしようとしている。勝利の女神はいったい誰に微笑むのか。タイヤメーカー3社にインタビューを行った。