2021年10月28日、SLOは2022年SLカートミーティングの認定クラスおよび最低重量について発表しました(SLInfo_No.21004)。
YAMAHA 155(仮称)クラスが追加 最低重量155kg、25歳以上を対象
2022年のSL認定クラスの最低重量は、既存の11クラスについては変更はありません。
- YAMAHA TRYカデット:110kg
- YAMAHA カデットオープン:110kg
- YAMAHA TIAジュニア:130kg
- YAMAHA TIA:140kg
- YAMAHA SSジュニア:135kg
- YAMAHA SS:145kg
- YAMAHA スーパーSS:150kg
- YAMAHA レディス:145kg
- YAMAHA SSレジェンド:150kg
- YAMAHA MZカデット:115kg
- YAMAHA MZシニア:150kg
また2022年からの新規クラスとして、YAMAHA 155(仮称)が発表されました。これは最低重量155kg、年齢25歳以上、タイヤはBRIDGESTONE SL17を使用するカテゴリーとなります。KT100シリーズを使用するカテゴリーの中で最も重いクラスとなりました。
YAMAHA SSクラスとYAMAHA スーパーSSクラスが混走するシリーズについては最低重量145kg~150kgの範囲で、YAMAHA スーパーSSクラスとYAMAHA 155クラスが混走するシリーズについては最低重量150kg~155kgの範囲で、それぞれ主催者判断にて開催が認められるとのこと。ただしSLカートミーティング全国大会のYAMAHA SSクラスとYAMAHA スーパーSSクラスはそれぞれ規定通りの最低重量が適用され、YAMAHA 155クラスの全国大会開催有無については発表がありません。
KT100SEC一本化による最低重量の引き上げ策
昨年11月に2022年からのKT100SEC一本化が発表されたことで、特に30歳以上を対象としているYAMAHA スーパーSSクラスに参戦しているドライバーから最低重量の変更についての声が上がっていました。ダイレクトドライブのKT100SDから電動スターター付きのKT100SECに変更すると、追加された電装品による重量増加があるため、最低重量を5kg引き上げを行わない限りは勝負権を失いレース参戦を断念するドライバーが現れる、というのが彼らの主な主張でした。