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【祝】全日本カートEV部門がAPGでついに開催!?TOM’S EVK22が使用される可能性が浮上

藤松 楽久 by 藤松 楽久
2022/09/21
in Topics
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【祝】全日本カートEV部門がAPGでついに開催!?TOM’S EVK22が使用される可能性が浮上
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2022年に新設された全日本カート選手権EV部門ですが、琵琶湖・もてぎ・本庄・SUGOの過去4大会全てで不成立となっています。開幕戦琵琶湖スポーツランド大会が行われるわずか2日前に各種構成品の登録ガイダンスや技術要件が制定されたり、開催設定が無い7月のレースで不成立が宣言されるなど謎が謎を呼ぶEV部門でしたが、なんと10月22日~23日のオートパラダイス御殿場大会で史上初めて特別規則書にEV部門のレース距離が記載されました!

これまで全て不成立のEV部門

そもそも全日本カート選手権EV部門(以下EV部門)はJAFによる規定が明確に定められていません。EV部門のレース距離や時間、車両規則については各レースのオーガナイザーがJAFに申請し、特別規則書にて示すことになっています。

ところが、ここまで発表された特別規則書のほぼ全てで「EV部門の詳細は別途公式通知で案内を行う。」と記載されてはいましたが、その公式通知が案内されたことは一度もありません。モビリティリゾートもてぎ大会の特別規則書にいたっては『EV部門』という記載そのものが存在しませんでした。未だかつてWEBエントリーフォームにEV部門の選択肢が現れたことすらありません。

全日本カート選手権の場合、レースのオーガナイザーというのは基本的に各開催サーキットが担うものです。カートコースに各々でEVの仕様を決めろと言うJAFも無茶苦茶ですし、オーガナイザーからすれば開催するしない以前にやりようがないというのが実情でしょう。外側だけ用意しても中身がゼロな幻のカテゴリー、それが2022年の全日本カート選手権EV部門でした。

ついにAPGでEV部門が開催!?

しかし10月22日~23日のオートパラダイス御殿場大会は違います。ついに特別規則書から「EV部門の詳細は別途公式通知で案内を行う。」という記載が無くなり、第8条にてレース距離が明記されたのです!今回発表されたレース距離は以下の通りです。

  • 予選:タイムトライアル1周計測
  • セカンドチャンスヒート:10周(10,060m)
  • 決勝:20周(21,200m)

決勝ヒートのレース距離の計算が合わないのはおそらく誤記でしょう。EV部門は全日本選手権ですが予選ポイントが付かないので、予選はタイムトライアルとされているのが特徴的です。また同時に56,000円の参加料等も発表されており、EV部門開催に向けたオーガナイザーの強い意志が見て取れます。

しかし気になることがいくつかあります。

競技会の名称がおかしい

特別規則書の表紙や第1条に競技会の名称が書かれていますが、それが「2022年全日本カート選手権EV部門 第1戦・第2戦」とされています。不成立とはいえこれまえ4大会があったので、今回が開幕戦という扱いになるのはいくらなんでも不自然です。

紙面版の2022年全日本/ジュニアカート選手権統一規則では、今大会のEV部門は「第5戦」とされています。少なくとも本庄とSUGOの特別規則書では「第3戦」「第4戦」とナンバリングされていましたし、EV部門は1競技会2レース制またはオーガナイザーの申請によりレース数が決定される点で考えても、今回は「第5戦・第6戦」という扱いにならなければならないはずです。

オーガナイザーに株式会社トムスが含まれる

特別規則書の表紙では

  • 主催:レーシングチームあかつき
  • 共催:有限会社サンアイプロジェクト

と記載される一方で、第4条 オーガナイザーの名称ではこの2者に加えて「株式会社トムス」の記載があります。オーガナイザーが3者あるというのはかなり珍しいです。

車両規則が未発表

レース距離こそ発表されましたが、特別規則書内にはEV部門に関する車両規則についての記載がありません。モーターやタイヤはもちろん最低重量すら定められていないので、参加者はどんな車両を用意すればレースに参加できるのか全くわかりません。

WEBエントリー不可能

これまでの例に漏れず、8月23日より受付中とされているWEBエントリーフォーム上にはEV部門の選択肢がありません。少なくともEV部門へWEBエントリーすることは出来ないようです。

JKOA WEBエントリーフォーム

もちろん特別規則書によると郵送(現金書留)や窓口での参加受付も事務手数料2,000円を加算することで可能となっています。ただ全日本カート選手権オフィシャルサイトではEV部門のエントリー用紙は用意されていないので、EV部門も郵送や窓口で受付できるのかは不明です。

TOM’Sの身内レースが開催されるという噂

さて、ここから先はあくまでも噂話になります。私達の耳に入った情報によると、今回のレースは主催者に名を連ねる株式会社トムスが強く関係しているようです。トムスといえば7月31日の全日本カート選手権APG大会で自社開発とされるEVカート『EVK22』をお披露目し、レーシングカート業界への参入を表明、鈴木亜久里氏や井出有治氏、山本左近氏と現役OKドライバー朝日ターボ選手がデモランを行ったことが記憶に新しいです。

APGでお披露目されたTOM’SのEVカート『EVK22』

どうやらこのCRG製シャーシにモーターやバッテリーを搭載したEVカートをレース成立要件である5台以上レンタルマシンとして用意し、ひとまずはプロを含む身内のドライバーたちに乗ってもらう計画があるようです。現時点でJAFにEVカート構成品として登録されている部品はトムスからの申請があった物のみなので、トムスのモーター・バッテリー・コントローラーを積まずにEV部門に出場することは(自分で部品をJAFに申請しオーガナイザーが選ばない限り)不可能です。ちなみに指定タイヤは9月初旬時点で未定だったのですが、APGの起伏に対してEVの車重では地上高が足りず、サーキットカート用の6インチタイヤを使うことを検討しているとかいないとか。

またEV部門がシリーズとして成立するためには3回以上のレースが開催される必要があるので、APGで最終戦を迎えるEV部門のシリーズ成立はすでに不可能となっています。ところがどうも11月19日~20日で東京お台場で行われるモータースポーツジャパン2022内で特設コースを設置し、そこで追加レースを開催することでシリーズ成立要件を満たそうとする動きがあるようです。特設コースを準国内格式以下の公認カートコースとJAFが認めれば良いのかもしれません。しかし、年間で5競技会以内が選手権競技会として認定されるはずなのに、6競技会目が認定されることなどあるのでしょうか?

EVカートをデモランする鈴木亜久里氏
©久家均

もちろんEVカートはこれからのレーシングカートの可能性の一つですし、新時代の象徴になりうる存在です。これがどのような性能を発揮し、カートレースがこれからどう生まれ変わっていくかは個人的にも強い興味と関心があります。さらにモータースポーツジャパンという場でより多くの方々にレーシングカートが認知される機会があるかもしれないのは喜ばしいことです。もしかすると全国各地のカートコースに新しいお客さんが足を運ぶきっかけになるかもしれません。

ただ、エントリー方法も不明で身内のみが出場できるようなレースを行った挙げ句に、優勝者が他部門の選手と肩を並べてて「全日本チャンピオン」を名乗るのであれば、彼に心からの拍手を送ることは難しいでしょう。それならドライバー交代時に積み木やパズルをするイベントレースのほうがいくらかマシです。そしてルールを定め適切に運用していく立場の方々が、それを自分たちの都合の良い形に歪めてしまうのであれば、それは競技会の根本的な部分の信頼を失う行為に他なりません。

TOM’S EVK22は今年9月に発売予定とのことですが、現時点ではまだ販売されていないようです。どうやら調べてみるとEVK22はラトビアのBlue Shock Race製EVカートとほぼ同じコンポーネントを使用しているようなので、もしかするとあなたも初代全日本カート選手権EV部門チャンピオンを目指せるかもしれません。エントリーさえできれば。

EVカートに乗ってみた!魅力あふれるハイトルクな走りと、見えてきた課題
Tags: 全日本カート選手権オートパラダイス御殿場EVカートTOM'STOM'S EVK22全日本EV部門
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藤松 楽久

Paddock Gate 編集長。2010年に全日本カート選手権Super KF部門に出場。レーシングカートをもっと盛り上げるべく、マニアックな視点から情報を発信していきます。

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