”空力”というものがレーシングカートにとってどれだけ影響を及ぼすものなのか。これは時たま話題になる事柄だ。現代のレーシングカートでは前後左右に樹脂製のカウルが付いているが、近年この形状を工夫しブレーキやラジエーターに風を送ろうとしたり、空気抵抗を減らそうとするメーカーの動きが多く見られている。そんな中OTKが投入した新型のフロントパネルがついに6月に日本に上陸し、全日本カート選手権本庄大会で投入された。
超大型のOTK M7フロントパネル
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それがこのM7フロントパネル。フロントスポイラーからハンドルにかけて弧を描くようなデザインで、その中心部が大きくえぐられているのが最大の特徴。この形状ゆえにゼッケンパネルは別部品となっている。