ヤニック・デ・ブラバンダーが持ち込んだTILLETT特注スリープ形状シート:Drago Corse

シートを大きく寝かすセッティングについては、以前TONYKART RTJが2018年の本庄大会で行っていた事例を紹介した。しかし元からより寝た形状のシートがあれば、より適正化された動きを生み出せるはずだ。

TILLETT特注のスリープ形状シート

2019全日本カート選手権ツインリンクもてぎ大会にヤニック・デ・ブラバンダーが持ち込んだのが、この赤いシート。これはシートメーカーTILLETTによるスペシャルな一品とのこと。同形状だがハードとソフトの2種類を持ち込み、実戦投入していた。

ド派手な色味に目が行ってしまうが、最大の特徴はその形状にある。背中の角度が比較的倒れた方向に設計されているのだ。これにより、通常形状のシートを寝かせたときに発生する太ももの持ち上がりが抑えられ、それと同時に低重心と自然なシートのねじれを発生されることが可能となっている。

これによって、高身長ながら他の日本人ドライバーと変わらない重心高を得たヤニック・デ・ブラバンダー。レースではマシントラブルもありかみ合わないことが多かったが、最終戦となった第10戦では最後尾スタートながら7位まで登りつめる走りを見せた。

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2019年11月17日に開催された全日本カート選手権東西統一戦 ツインリンクもてぎのリザルトが発表されました。なお、ポイントランキングはPaddock Gate独自集計によるものです。

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身も蓋もない言い方になるが、筆者はシートポジションを変更するのが好きではない。第一に変更するのが非常に面倒であり、第二に付随してステアリングやへダルポジションの変更を余儀なくされ、第三に運転しやすいポジションではなくなる場合があるからだ。

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