本庄サーキットはとにかくタイヤへの依存度が低く、コンペティションタイヤを使用するOK部門であってもタイヤメーカー間の差が見えずらいコースだ。とはいっても開発するうえでのポイントはそれぞれあり、ベストな選択をするのはやはり他のコースと同様に難しいようだ。木金の練習走行では各車ほぼ同タイムを刻んでおり、特別突出したドライバーやタイヤが現れることはなかった。しかし決勝ヒートを終えた後は、それとは違った結果が残る可能性はゼロではない。3メーカーの動向を探っていこう。
BRIDGESTONE「全方位で進化している」
Paddoc Gate藤松:今回はカートタイヤ開発のユニットリーダーである山本貴彦さんにお話を伺います。前回のレースでは基本的にはかなりの優位性を見せたBSタイヤですが、振り返ってみるとどのようなレースでしたか?