軽バンをレーシングカートのトランスポーターにするべく、まずは荷室を板張りにする。ただこの軽バン、上位グレードで少し良いリアシートが付いているおかげで荷室が完全なフラットにならないという問題が存在する。4人乗りできる日常での使い勝手の良さを維持したままトランポ化するという目標を掲げて、DA17Vエブリイのフルフラット化を行ってみた。
DA17V型エブリイの荷室板張り
問題のリアシートがこれ。布生地なので直接カートや荷物を載せると汚れてしまう他、荷室に対して約10cmの段差があり、更には隙間も空いているので、レーシングカートや荷物をスムーズに積み下ろしするのに支障がある。これを解決するために板張りにしていこう。
用意したのがこちらのコンパネ材とツーバイフォー材。どちらもホームセンターで購入してきた。コンパネはそのままだと大きすぎるので、ホームセンターで適当なサイズにカットを依頼。格安でまっすぐきれいに切ってくれるのでありがたい。
仮組みして具合をチェック。ツーバイフォー材で嵩上げすることでほぼ水平な荷室を作れることが確認できた。コンパネ材が内装に少し干渉するところが有るので、そこのアタリを取っておく。
コンパネの不要な部分や土台となるツーバイフォー材を適当なサイズにカット。手元にはジグソーしか無いのでこれで作業しているが、直線を切るだけなら本当は丸のこのほうが便利。
もう一度仮組みしてみて様子を確認。ぴったりきれいに収まって気持ちがいい。
前側のコンパネ材を後ろにずらすことで簡単に4人乗り状態に戻せるのが今回のDIYの目標。普段使いも兼用しようと思うとここが結構大きなポイントになるような気がする。僕の場合はあんまり4人載せることは無いけど…。
土台と板を木ネジでしっかりと固定する。普段カートの整備に使っている電動インパクトドライバーが大活躍。
確認してみたところ少し強度不足を感じたので、センターにも土台を追加。
土台が左右2本のときとは比べ物にならない安定感…!これで行こう。
あとは走行中に板がずれないように、前半分の板を手で回せるネジで固定。土台の部分には鬼目ナットを打ち込んでいる。
実際にレーシングカートを積み込んでみる。きれいに板張りできたおかげでスムーズな出し入れが可能に!
板の下にある隙間には適当な小物を詰め込むことでスペースの有効活用が可能。またこの板張りは単純に荷台に載っているだけなので、車検時に元に戻すのも簡単。意外としっかりしているので、実際に走行してみてもカート+荷物ぐらいなら何の問題もなかった。
次回はこの上に棚を作って積載量を増やしていく。
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