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「皆さんの望む、欲しいと思ってもらえるタイヤを提案していきたい」NEXXIVE代表 上西直哉氏インタビュー

藤松 楽久 by 藤松 楽久
2024/05/09
in Topics
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2022年末にBRIDGESTONEとYOKOHAMAタイヤが撤退して以来、カートタイヤはDUNLOPのみが国産ブランドとして生き残る状況になった。ところが2024年4月、ここに彗星のように現れたのが、上西直哉氏の率いる新たなカートタイヤブランド「NEXXIVE」。ブランド発表と同時に第一弾となるレンタルカート用タイヤを発表し、カート業界に驚きを与えた。

かつてヨコハマタイヤのカート事業をゼロから立ち上げた上西氏は今、NEXXIVEで何を実現しようとしているのか?そして今後どのようなタイヤがNEXXIVEから登場していくのだろうか?代表の上西氏にインタビューを行った。

NEXXIVE立ち上げのキッカケは、ヨコハマタイヤの撤退

PG:上西さんのこれまでの経歴を教えて下さい。

上西:私は2001年にヨコハマタイヤがカートタイヤ事業を開始したときから、カート事業・販売の企画や、実際の販売、供給先への交渉や、製品の企画から開発に至るまでの一連に渡る部分を取り仕切ってきました。そのヨコハマタイヤは2022年末にカート事業から撤退することとなったのですが、その際に多くのユーザーから「どうにかタイヤの販売を続けることはできませんか?」という声をいただきました。その声に答えるべく、微力ながらNEXXIVEというブランドを今回立ち上げ、2024年4月11日に発表を行いました。

PG:ヨコハマタイヤの撤退がブランド設立のキッカケですか?

上西:そうです。それまでは自前のブランドについて考えていませんでしたが、撤退時に皆さんから頂いた多くの声が決め手でした。ヨコハマカートタイヤ事業自体、ゼロからの新規事業として立ち上げから撤退までやってきて、「皆さんに助けられて事業が成り立っている」ということを強く感じていました。ですから撤退が決まったときには、皆さんを裏切ってしまったのではないか、と個人的に後ろめたい部分をとても感じていたので、自分になにかできることはないのかと考えました。ブランド立ち上げを決意したのは、まさにこれが自分がやるべきことだと考えたためです。

2022年末に撤退したヨコハマタイヤ カート事業に、設立当初から関わっていた上西氏
2022年末にBRIDGESTONEとYOKOHAMAがカートタイヤ事業から撤退した

NEXXIVEは次の世代・時代に向けた新しいブランド

PG:NEXXIVEのブランド名には、どんな意味が込められていますか?

上西:NEXXIVEという名前は自分の思いを込めた造語です。我々メーカーとしてこうあるべきだというタイヤを、ユーザーの皆さんが欲しいタイヤを提案していきたいと思っています。次の世代、次の時代に引き継いでいけるような、そんなカートタイヤを作りたいのです。なので「次」の意味を持つ「NEXT」と、「方向性」や「傾向」の意味を持つ「IVE」を組み合わせた「NEXXIVE」という新しい言葉を作り、ブランド名にしました。

PG:NEXXIVEタイヤはタイ王国の工場で生産されているそうですが、これはどのような理由がありますか?

MADE IN THAILANDの文字が刻まれるNEXXIVE製品

上西:2022年にブリヂストンとヨコハマタイヤがカート事業を撤退したために、アジアを拠点としたカートタイヤの供給網は著しく減少しました。もし我々がヨーロッパやアメリカに生産拠点を置いたとすると、日本を含むアジアの市場に対してタイムリーに製品供給ができないなど、様々な問題が発生するでしょう。ですから、できるだけアジアで生産拠点を確保したかったというところがあります。

上西:一方、NEXXIVEタイヤの製造を委託している工場は、自転車から自動車のタイヤまで幅広く生産を行っているものの、これまでカートタイヤの生産はしたことのないメーカーでした。ですので、ヨコハマタイヤがスタートした時と同じように、イチから我々が技術的な知見を共有しながら生産を進めてもらっている形になっています(※編集注:ヨコハマタイヤは韓国のSHINKOタイヤに生産委託をしていた)。ですから、開発の時間がかかるデメリットは否定できません。

第一弾のレンタルカート用タイヤS1K・S1Lについて

PG:NEXXIVE第一弾となるS1K・S1Lという2種類のタイヤについて教えて下さい。

上西:S1KとS1Lは、どちらもレンタルカート向けのタイヤです。S1Kが少しグリップや操縦性を高めた仕様で、S1Lが耐久性を持たせたより硬い仕様になっています。この2種類によって、レンタルカートコースやユーザーの嗜好に合わせたタイヤのチョイスが可能になりました。またS1Kは昨今盛り上がりを見せるスポーツカートへの対応も含んでいます。

PG:発売前から日本各地のサーキットでテストを重ねており、2023年末にAPGで行われたN35レンタルカート日本一決定戦でも実戦投入したそうですが、テストでの反応はいかがですか?

上西:この半年ほど様々なサーキットやドライバーさん、またN35日本一という大きなレースで使用してもらって、製品の仕上がりやユーザーの反応を見てきました。テストで発生した問題は市販までにクリアするように努力を重ねてきましたが、ここまでには総じて好感触を持ってもらった様子で、皆さんには発売を楽しみに待ってもらっていたように感じています。

PG:グリップの高いS1Kは、既にいくつかのスポーツカートレースでの採用も決まっていますね。

上西:APGで開催されているスポタイAPGのGT-1クラスでは、既に規則書上で使用可能の旨が盛り込まれています。袖ヶ浦フォレストレースウェイを中心に開催されているクラブパンサー2&4シリーズのEnjoyクラスも、発売と同時に即指定をいただきました。アールカート主催のEnjoy Sport Kart SeriesのEnjoy A・B・Cクラスでも同様に指定タイヤに認定されています。

PG:S1Kはレンタルカート用タイヤの中ではグリップ力が高いということで、例えばKT100SECなどのレーシングカートエンジン搭載カテゴリーであっても、ホビー向けな使い方もできるのではないでしょうか?

上西:昨今ではレーシングカートを純粋に楽しみたいと思っていても、体力面などで難しいと考えているユーザーが、過去レーシングカートを楽しんでいた方を含めて一定数見受けられています。そういう方々に是非「気軽に参加できる車があるよ」といった形で、このタイヤを紹介していけたらなと考えています。

NEXXIVEの今後のラインナップ

PG:レンタルカート用タイヤの2種類を発売しましたが、今後はどのような製品がラインナップされていく予定ですか?

上西:更にグリップを上げたSLタイヤ、その上のハイグリップタイヤ、もちろんレインタイヤ、ゆくゆくとしてカデット用タイヤ、こういったものを一通りラインアップしていこうと準備を進めています。オールウェザーについてはヨコハマタイヤ時代に私自身も思い入れを持って開発したタイヤですので、皆さんの反響が強ければ、ぜひ検討したいなと思っています。

将来的にはかつてのヨコハマタイヤ同様のフルラインナップを目指す

PG:今後の製品の発売スケジュールは既にできているのでしょうか?

上西:製品の開発はやはり簡単なものではありません。できる限り皆さんに満足してもらえるタイヤを提供したいという気持ちが強いものですから、予定に対してどれだけ実際のスケジュールを合わせていけるかといった部分では非常に努力をしています。ただ目標としては、SLとハイグリップタイヤについては、年内のうちになんらかの方向性を見つけ出したいなという形で動いています。

NEXXIVEの使命

PG:最後に、NEXXIVEブランドとして目指す世界観や目標があれば教えて下さい。

上西:最初にも話したように、私がカート界に対して何ができるのかなと考えた時、ヨコハマタイヤでもゼロからカートタイヤを育ててきた経験がありました。今回のNEXXIVEでも、自分の思いを製品に込めて、皆さんが望む、欲しいと思ってもらえるようなタイヤを提案していけたらな、と思っています。そこが今の自分にとっての使命だと考えています。

Tags: インタビューNEXXIVE
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藤松 楽久

Paddock Gate 編集長。2010年に全日本カート選手権Super KF部門に出場。レーシングカートをもっと盛り上げるべく、マニアックな視点から情報を発信していきます。

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